ささやか きゃらこ

文章を作る練習も兼ねて
普段のあれこれをここに綴っています。
よろしくお願いします。

2019年8月の旅④ -松方コレクション展-

2019年09月06日 | 

上野の西洋美術館は
これまでも何度か訪ねていますが
普段の常設展を見るのも好きなんです。
それがこの度の企画展は
その松方コレクションが展示されると・・・。
いつもとどう違うのか気になるところでした。

あぁ そういう事か
松方幸次郎さんが主役なんですね。
確かに、常々思っていました。
松方幸次郎さんの事は
もっともっと世に広まってほしい。
松方さんがいたから私もこの絵に出会えたし
こんな近くで見て写真撮って
パソの壁紙としてほぼ毎日目にしてるんだから

 ≪ 果物籠のある静物 コルネリス・デ・ヘーム ≫
なんでしょうねぇ・・・
なぜかわからないけどこの絵は好きで
何回見てもまた じーーーっと見て、
で、写真撮っちゃうんですよね、行く度に。

“松方コレクション展”
松方幸次郎さんの
思いや活動が展示されています。
情熱とか執念とかそういう言葉より
使命!? 
趣味の域はとっくに超えている様に感じます。
こういう人がいてくれて
今の文化があるんでしょうね。
ぜひ会場で感じ取ってほしいです。

今回 見どころのひとつとされている
モネ “睡蓮 柳の反映”
大きな大きな額に現存する部分だけを復元し
迫力満点で展示されていました。
以前から展示されてる“睡蓮”も
同じく連作の中の1点で
松方さんはモネを訪ねて
直接交渉して購入しているんですよね。
その縁で寄贈されたのでしょうかね。
日本に必要な存在だったのかなと感じながら
改めて集められた作品を見てきました。


フィンランドとの国交100年を記念しての
“モダン・ウーマン”展も開催されていました。
松方コレクション展のチケットに含まれていたので
こちらにも寄り道
ちょっといいな とか
かわいらしいな とか感じたものを
撮りながら見ていたのですが
回り終わった私のスマホはこんな風でした。
少し寒々しさを感じるような絵等もあったんですけど
カメラロールに残っていないって事は
私の好みはこういうのだって事なのでしょうね。
フィンランド、
きっと素敵な国なんでしょうね~



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