2019年8月の旅③ ー高畑勲展ー

私はここでアニメの発展を見たのかも。
　※私の個人的な印象と感想ですので
　　世の中とのズレが大きい可能性が高いです。
　　ご了承くださいませ
1日目（土）お昼頃
ビールで乾杯するまでにまだ時間があるので
竹橋の近代美術館に行く事にしました。
“高畑勲展” 日本のアニメーションに遺したもの
（↑特設ページに飛びます）


なんとなく ジブリ作品で
お名前は存じております って程度で
アニメ界においての実績まで
ほとんど知らなかったのですが
新しい事に挑戦したり 概念を変えたり
アニメでできる事、表せる事の
幅を広げた方だったんだなぁなんて
感じてきました。

理想、目指すものがはっきりしていて
実現するための調査やチーム作り、
そのチームの方々の役割の自覚、工夫、緻密さ
何もかもが
作品を良くするための方向だけを向いて
妥協が見当たりません
そういう人たちの作ったものを
気軽に鑑賞できる環境に甘んじてた気がします。
甘んじる事が
悪いわけでもないような気もしますが
見る時はもっと作品と向き合いたいなと。

私に置き換えるなら
子どもとの接し方と同じ密度かな。
人生捧げちゃう感じです。
アニメに対しての高畑さんて
そうだったんじゃないかと･･･

具体的な事を全く書かずに
ここまできてしまいましたね
会場順路の初めの方は
アニメの歴史と当時の高畑さんの活動と
代表的な出来事とが
時系列に並んで年表になっていました。
すでに　知らない事がいっぱい

“ホルスの大冒険”
という映画についての展示があったのですが、
私が生まれる前の作品とは言え全然知らず
設定の細かさ、複雑さには見入ってしまいました。
伝えたい事全部をキャッチできた自信はありませんが
人間の複雑さ
こうでありたいという理想の様なもの
いろんな事を感じ考える機会になりました。
小学3・4年生頃に見ていたら
どう感じていたかなぁ･･･

“アルプスの少女ハイジ”　これは知ってますよ‼
最近はTVのCMでも見かけますし
私がこどもの頃には再放送もしていました。
こちらも設定がすごい。そして背景が。
ハイジがおさげになっていたかも!?
キャラ設定の経緯なんかもおもしろいですね。
ジオラマは撮影可でした


この調子で全部書いていたら
すごい長文になっちゃうので
後は見に行ってください‼
行けない方は特設ページで楽しんでください。
特設ページへGO‼

あ、“おもひでぽろぽろ”の背景‼
山形県民として これは言っておきたい
昔の山形駅周辺がそのままそっくりで
ホントなつかしい。
写実的な山や紅花畑がきれいですごいなぁ。
きれいなだけじゃなくて
色んな工夫もされているんですね。
写実的だけど写真ぽくはないんですよね。

あぁ　もう　すごいしか言葉がでません。
会場から出たらハイジのおじいさんのおうちがありました。