薬物問題が起きると必ずいる「やった奴が悪い」という奴が嫌いだ。それはドラッグディーラーの常套句と同じ。少しでも問題意識を感じた人間なら簡単に使わない。やはり前につく「俺は悪くない」が見え隠れする。
危険ドラッグは法律逃れのために医療研究がまったく進んでいない物質を使う。使用者でも不明だが喫煙所の副流煙被害者は現物を持ってもいないのに未知の治療を受けなくてはならない。それでも薬物中毒と判断されればましなほうで、今現在でも人知れずただの発作として処理されててもおかしくない。大麻の合法化論にはその防止という側面もある。研究は進んでいるため医療での対処方も進んでいてそこだけに関しては安全性が高いと言えるから。売人の厳罰化という手もあるけど、それはそれで司法取引の法制化問題になるからね。