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聴刻堂日乗

映画「蘇りへの希望:生命を未来に託す」

映画「蘇りへの希望」を観た。
副題は「生命を未来に託す」。

2018年製作のドキュメンタリー。
監督・脚本はバイリン・ウェデル。
Netflixオリジナル。
撮影の舞台はタイとアメリカだ。

幼い少女を病気で亡くしたタイの
科学者とその家族。死直後の遺体
を冷凍保存する決心をする。将来、
医学が発展し蘇生することを期待
して。

映画紹介サイトでは「科学技術と
家族愛が交錯する感動的なドキュ
メンタリー」といった文言があっ
たけれど。

自分なら、せんよな。
共感できないものに感動のしよう
がない。それにしても何だろう、
この違和感は。

愛する人が亡くなるのは悲しい。
幼い子であればなおさらだろう。
我が子なら、自分を身代わりにし
てくれと願うような気がする。

でも、冷凍保存は・・・。
それで幸せになるのだろうか。
蘇生するのは何年後だろう?
その時に誰が周りにいるんだ?
冷凍保存を親の愛情と思えるか?

そうか。
本人が望むのなら解かるのだ。
そうではないから違和感なのだ。
例え親兄弟であろうと生殺与奪
全権なわけじゃないだろう。
勝手に未来に託さんといてくれ。

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