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聴刻堂日乗

「宙ごはん」

「宙ごはん」を読んだ。
町田そのこ氏の小説だ。

読み応えがあった。
沢山泣いた。

いい本だと思う。
2023年の本屋大賞候補らしい。

2021年の本屋大賞も受賞してる。
「52ヘルツのクジラたち」。

それを上回るという評もある。
自分もそんな気がする。

自分の中で今年一番かと言うと。
必ずしもそうではない。

なぜだろう?と考えて気付いた。
家族が主題の話は苦手なのだ。

これは個人的な嗜好の問題で。
いい本を読んだ満足感は十分だ。

「宙ごはん」。
お薦めですよ。

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