映画「カラオケ行こ!」を観た。
2024年公開の日本映画。
原作は和山やまの漫画。
監督は山下敦弘。
脚本は野木亜紀子。
出演は綾野剛、斎藤潤ほか。
主人公は中学3年の男子。
合唱部のキャプテン。
ヤクザの若頭補佐の男から、歌を
教えてくれとカラオケに誘われる。
面白かった!・・・のかな。
少なくとも最後まで楽しめた。
少年とヤクザの友情の物語。
その友情、特に理由は無さそうだ。
まぁ、友情や恋愛に理由は要らん
と言えば、そうかも知れんが。
普通ありそうもないことが起きる。
ということは、ファンタジーか。
しかし、ヤクザからカラオケに誘
われるのはうれしい状況なのか?
案外うれしい事のようでもある。
展開によっては、だろうけど。
その辺りの世界の作り方が上手い。
ナンセンスで、ちょっとシュール。
食べ物に例えると、軽い食感。
栄養価はさほど高くない。
薄味で後に尾は引かないけど、
あれ?これは何の味だったろう…
と、舌の感覚を確認したくなる。
そんな映画だった。