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聴刻堂日乗

映画「ラブ・アクチュアリー」

映画「ラブ・アクチュアリー」
を観た。

2003年の米英仏合作。
監督・脚本リチャード・カーチス。
出演はヒュー・グラントほか多数。

結局、何組の男女だったのだろう。
クリスマスを前にしたロンドンで、
様々なペアの恋愛寸劇が繰り広げ
られる。

オフィスの同僚。映画の共演者。
言葉の通じない、異国人どうし。
亭主の浮気に気を揉む女房。
親友の新婦に抱く秘めた恋心。
一国の首相も。少年の初恋も。

それぞれの人物に相関関係はある
けれど、本筋とはあまり関係ない。

恋愛の醍醐味は告白にあり。告白
しようか、するまいか。相手は受
け入れてくれるだろうか。悶々と
頭を掻きむしる。

それでも一歩踏み出して告白する
勇気を持てるのは、今夜がクリス
マスの夜だから。

自分の気持ちを告げるべく、数多
の壁を乗り越えて、相手の元へと
駆けてゆく。

告白した結果は・・・笑いあり、涙
あり。ある意味、人生最高の瞬間
を、ぎゅっと収めた詰め合わせ。
少し遅くなってしまったけれど、
クリスマスのプレゼントにどうぞ。

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