小平奈緒の「Link」を読んだ。
スピードスケートの五輪金メダリ
スト。
2022年10月に引退した後、
自身の競技人生を振り返ったもの。
テレビで競技の姿やインタビュー
を見て、単に優れたアスリートだけ
でなく、特別な存在感のある人だ
と思っていた。
スケートに対して、求道者のように
ストイックで、達人のように揺るぎ
なく、それでいてスケートだけが
全てではないと達観しているような
印象だった。
本を読んだら印象通りの内容で、
表も裏もない人なんだろうな、と
思った。
文章は訥々と語っているようで、
でも中身はとてもスゴイ内容で、
自分の参考にはならないけれど、
こんな人がいると知って嬉しい
本でした。