映画「マリッジ・ストーリー」
を観た。
2019年の米英合作。
監督・脚本はノア・バームバック。
出演はアダム・ドライヴァー、
スカーレット・ヨハンソン、
ローラ・ダーンほか。
舞台監督と女優の夫婦。関係に亀
裂が生じ、離婚を進めようとする。
小学生の一人息子を巡って争いに。
双方の弁護士が入ることで、更に
関係が悪化して・・・。
舞台劇のような映画。長いセリフ
の掛け合いが多い。こういう映画
は字幕を追うのが大変だ。
会話の流れが意外な方向に転じる
のが面白い。ある事実が、視点を
変えると見え方が正反対になった
りする。確かにそうとも言えるわ
な・・・みたいな。
夫婦お互いにさほど憎からず思っ
ているのに、ちょっとした言葉の
すれ違いから昂じてやがて怒鳴り
合いになってしまう。あるあるだ
よなぁとニヤリとするか、バカだ
なぁと溜息をつくか。
2020年のアカデミー賞の6部門
にノミネート。助演女優賞を獲得
したのは女弁護士役のローラ・ダ
ーンだ。
独創的な、よく出来た映画だとは
思うけど、親のエゴばかり。もう
少し子供の気持ちを大事にせぇよ
って。