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聴刻堂日乗

由布院と湯布院

も少し先だが由布院へ旅行する。
今から楽しみに色々調べてる。

「由布院」と「湯布院」
二つの表記があることに気づいた。

どっちが正しいのだろう?
「大分県謎解き散歩」に拠ると…。

元々あったのは「由布院」の地名。
それが湯平村を含めて合併した時、
「湯布院」町ができたのだとか。

「由布院」は元々の狭い地域。
「湯布院」は町全体を指すらしい。

ところで元々の「由布院」の由来。

司馬遼太郎が「街道をゆく」の
第8巻に「豊後・日田街道」の章
で次の様なことを書いている。

ユフは木綿(ユフ)のことだろう。
ユフという上代語は木の皮から繊維
を取り出した布のことを言う。
・・・
院とは奈良朝のころの官設の倉庫。
・・・
由布院に集められた田租が湯布院→
日田→大宰府と運ばれただろう。

なるほどねぇ。
地名や地理から考えると、昔の
人の営みが想像できそうやね。

「街道をゆく」の第8巻。
旅先に関係あるかと読んでみた。
思わぬところでつながるもんや。

まだ旅の出発前やのに楽しめるわ。

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