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聴刻堂日乗

「血の日本史」を読んで

安部龍太郎の「血の日本史」を読んだ。

先月読んだ「役小角絵巻」のあとがき
で知って、読んでみた。

46編の短編集。
日本史上の事件を扱ったものだ。

勝ち残った者でなく、消されてしまった
者の視点で描く作品が印象的だ。

教科書で習う歴史は勝者の歴史だ。
勝者によって語られる歴史は一面的だ。

それを鵜呑みにしない賢さが欲しい。
平然と嘘をつく厚顔さを軽蔑したい。

それにしても変わらんもんやな。
いつの時代も同じような事件が多いわ。

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