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聴刻堂日乗

映画「アート・オブ・ラブ」

映画「アート・オブ・ラブ」
を観た。

2024年のトルコ映画。
監督はレジャイ・カラゴズ。
出演はビルカン・ソクル、
エスラ・ビルギチほか。

インターポールの女警察官。絵画
の連続窃盗事件を追っている。犯
人の男を目撃したら、かつて自分
を捨てて消えた元恋人だった・・・。

初めてのトルコ映画。
いろいろな面で楽しめた。映画の
本筋とは少し違う所だけどね。

まず、可笑しかったのがBGM。
ひっきりなしに鳴ってる感じで。
気になりだしたら笑えて来て。
シリアスば場面ほど可笑しくて。

映像は美しかった。プラハとか、
イスタンブールとか、町なかの
ロケもあって。ちょっとした旅行
気分も楽しめた。

それから、殺人とか、性愛とかの
映像にはとても抑制的なのだ。
拳銃で派手に撃ち合ったりする
場面もあるんだけど、たぶん一滴
も血は流れてないんじゃないかな。
男女もキスと抱擁まで。アメリカ
や日本の映画とは大違いだ。

物語に意外性は少ないけど無難に
着地。好印象の99分でした。

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