ういてまて！ ～高田市民体番外編～

先日の大和高田市民体で、我らが奈良県広域消防の面々による水難救助のデモンストレーションが行われました。

しきるのは、表隊長。



寸劇担当は、中和新喜劇の皆さん。



もし、突然、川や池に落ちてしまったらどうしますか？
普段、水着でプールで泳ぐことに慣れているあなたでも、服を来た荷物を持った状態では、パニックになることでしょう。
いくら、泳力に自身があっても、無駄に動いてしまうと、体力を奪われ命取りになることも。。。

もしものとき、きっと役に立つ方法を楽しく学びました。

合言葉は、

ういてまて！

一昔前までは、もし、水の中に落ちてしまったときには、できるだけ服を脱いで、靴も脱いで・・・と言われ、
服を着たまま泳ぐ「着衣泳」なるものも体験したりしていました。

しかし、現在の常識は、「ういてまて！」。

人間の体は、２％の部分は誰もが水に浮くと言われています。
２％といえば、どれくらいでしょうか？
直立した状態では、おでこの上から頭の部分くらい。
ほんとにちょっとですね。

でも、その２％を鼻と口の部分に持ってきて、呼吸さえ出来れば、命を繋ぐことが出来るのです。
それが、「ういてまて！」なのです。

中和新喜劇による寸劇は、小学生の些細な喧嘩から、相手を突き落としてしまうというとんでもない設定でしたが、、、





落ちてしまった小学生ふんする佐藤選手。
来ている服を浮力に上手に浮いてます。

来ている服も、はいている靴も全て浮力になります。
小学生なら、ランドセルをおへその辺りに抱えるようにすると、さらに浮力になるそうです。

通報があって、救急隊が現場に到着するまでの全国平均は約7分。
その間、浮いて待ってることができれば、あなたの命は助かります。





落ちてしまった佐藤選手。
やがて到着した救急隊の平井・東口選手によって、みごと助けられ、一命を取り留めました。

寸劇の後は、ペットボトルを使って、「ういてまて」の練習。



さすが、普段、水に慣れ親しんでいる水泳選手だけに、コツをつかむのは上手く、、、
最後には、水着というほとんど浮力のない状態で、ペットボトルもなしに浮くことができました。

表隊長、「ういてまて！」作戦、大成功ですね。。。

大会のあとのお楽しみは、なんといっても打ち上げ。



今回は、子どももたくさん参加してくれて、とってもにぎやかでした！！

おまけ↓

第21回大和高田市民体

10月4日(日)第21回大和高田市民体が開催された…にゃん！

高田市民体の良いところは、子どもも一緒に楽しめるところ…にゃん！！

ん？？
なんだか語尾がへんにゃん？？
これは、おそらく妖怪メイドにゃんのしわざにゃん！！
メイドにゃんには、来年の名古屋までおとなしくしてもらうずら～～～



ということで、やってきました高田市民体。
今回は、最年長・林選手を筆頭に、最年少・松田Jr.まで、男子10人、女子9人の総勢19人での参加。
プラス、こども応援部隊はなんと９人。
待機場所は、保育園と化しておりました。

今大会を仕切るのは、われらが山田審判長。
水泳界でもじわじわと出世しております。



今大会のバトルは、、、
実業団で勃発した100自最速対決。
参加選手は5名のはずでしたが、、、
エントリー時にぎっくり腰になった東口選手は対決から逃げ、
小林選手は、仕事？？との理由で大会すら参加せず。
平井・北浦・佐藤３選手でのバトルとなりました。

当初の予想では、武装した平井選手が一歩リードか？？



スタートの反応を見るかぎり、一番奥の高谷選手がさすがにやや早いものの、３名は互角か？？
しかし、前半の入りから一歩リードした北浦選手。
そのまま、トップでフィニッシュ。
さすが、競泳選手としてエリート街道を突っ走ってきただけに、素人二人を撃破しました。
泳ぎを上から見ていても、やはり、綺麗ですね。
いや、泳ぎがですよ。。。
無駄な力が入ってない感じがします。
見習わないと・・・

その他、個人種目もみんないろいろ頑張りました。
平井選手・高谷選手・森川選手・松田選手は２種目で大会新、東口選手・北浦選手・吉川選手も１種目で大会新。
ですが、平井選手、25自で橋本さんに負け、大会新ながらの２位となり、記録は残らず。
タイムも12.55でバタと変わらんやんと突っ込まれ。。。
かつてのスピードキングはいずこへ、、、
高谷選手は、貫禄の泳ぎで100自、100バタの２冠。
森川選手は、専門外の自でしたが100と25できっちりと２冠。
松田選手は、全身水着が着れるときしか泳がない100バタと25バタで２冠をとるものの、50バタで自身の大会新をぬりかえられがっくり。
東口選手は、25平で大会新というものの、15秒かかってしまい、これでは、森川選手に抜かれるのも時間の問題ですな。。。
北浦選手は、得意の25背で大会新。15mラインの審判いなくてよかったですね。
吉川選手は、100個メでベストを更新し、ここ最近、大会ごとに日々進化しております。

ベストと言えば、外海選手。
決して目立つ存在ではないですが、地道にコツコツ前へ進んでおります。
今回も25自で自己ベストを更新。
50を超えても、ベストは更新できるんですね。
みなさん、まだまだ頑張りましょう！！

山田選手は、レインボーで吉川選手に負けた屈辱を、きっちり9秒台だして返し。
・・・って、こんなんで満足してたらあきませんで。。。

あっ、大会新、もう一人忘れてた。
佐藤選手、25背で、藤田選手の持つ記録を抜き、大会新。
もしかして、初大会新？？
自己ベスト、中和記録も更新のおまけつき！！
おめでとうございます。。。

林選手は、ここ数年の最悪のタイムとへこんでおり、
表選手は、番外編での活躍はあったものの、自転車と山登りばかりのせいかがスイムにしっかりと現れ、
森本選手は、足首を怪我してから、いまいちタイムが出ない日々が続いております。

当日オープン参加した河島選手や、柳澤選手、江上選手といった産後組みも、
なかなか練習する機会がない中、ベストの泳ぎを披露し、リレーでは大会新に貢献する活躍も。。。

そうそう、今回のリレーでは、なんと言っても部内対決！！
男子は、山田選手率いるよしたかくんチーム VS 表選手率いるかつとしならぬかつとじくんチーム。
なんだか、おいしそうですな。。。
女子では、あやえさんと子供たち改めティーンエイジャー VS ひとみちゃんず。
さあ、もりあがるぞ！！と女子では、松田選手と森川選手の１泳対決勃発か！！！



と思いきや、、、
男子も女子も泳ぐ組ちがうやん。。。。
審判長!!
変なチーム名つけるから、一緒に泳がせもらわれへんかったやん。
きっと、みんながそう思ってたはず（笑）

ということで、松田・森川の１泳対決はおあずけとなり、男女ともタイムレースへ。

結果、、、
女子は、大会新をきっちりぬりかえたひとみちゃんずが勝ち、大会新のおまけつき。



男子は、40代レジェンドチームがきっちりとおさえ、どちらも、若い力の台頭をおさえた形となりました。

混合リレーでは、短水路京都のリベンジチームが、きっちりと大会新と中和記録をぬりかえてリベンジ達成。
といっても、今回の審判形式では、高谷選手のフライングは、わかりませんがね（笑）


PS.ジュニアメンバーも頑張りました。
　　表Jr.は、100個メ、1分12秒台という驚異のタイムで大会新。50自も0秒台で、これからの成長が楽しみです。
　　東口Jr.たちは、ピッチが遅いと吉川選手に叱咤激励される中、笑顔でのゴール。楽しんでる感、満載です。
　　松田Jr.は、初めてのリレーに緊張しながらも、楽しんだ様子。協力してくれた表親子、ありがとうございました。


次回の大会は、メインイベント・奈良マスターズ！！
今回は、チーム戦もかかってます。
練習できる人も、できない人も、まずは体調管理に気をつけて、当日休むということだけはないように頑張りましょう！！