「51」シンクエンタ・ウノのブログ

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hall of fame

2016-09-14 06:00:08 | 日記
 先日バスケットボールの殿堂入りが発表されましたね。

でその中でも特に知ってるオニール、アイバーソン、ヤオ・ミンの3人が選ばれてました。

 ヤオ・ミン以外は実際にPLAYを観に行ったこともあるし、正直NYK以外の選手は全員『敵』だったのでブーイングしまくりだったのですが、今回の殿堂入りで思うところもあり結構感慨深いもんがあります( ̄▽ ̄)ニヤリ

 まずシャキール・オニール。彼は92年ドラフト1位、そしてその年のシーズンで新人王をとるんですど、95年にNBAファイナルに進出、対戦相手はディフェンディングチャンプのヒューストン・ロケッツ。その時は確かヒューストンはウェスタン6位でプレイオフ進出、当時NBAセンターでナンバー1(個人的見解、でも大部分の方々はそう思ってるはず)のオラジュワン率いるロケッツはベテランぞろいの老獪なチームで、対するオニール率いるオーランド・マジックは非常に若いチームでペニー(アンフィニー)・ハーダウェイとのコンビで勢いがあったんですよね。

 それに加えこの年のプレイオフで復帰してきたマイケル・ジョーダンのシカゴ・ブルズを倒してからのファイナル進出だったんでかなり勢いが付いていたのも事実。シカゴから移籍してきたホーレス・グラントも大活躍だったし大方の予想は若いオーランドの優勝でした( ̄▽ ̄)ニヤリ

 しかし蓋を開けてみるとオーランドのホーム第1戦、試合は有利にオーランドのペースで進みますが、4Q後半、ファイナルのプレッシャーなんですかね?ドンドンチームが失速してくんですよね。「浮き足立ってる」って表現がぴったりで、残り数秒と言う瀬戸際でマジックのニック・アンダーソンが「これを決めたら勝ち」っていうフリースローをまさかの2本全部外し、尚且つ逆に2点決められ同点。オーバータイムに入っても若いオーランドは一度狂ってしまった歯車を元に戻すことも出来ず、残り0.3秒でオラジュワンのティップで初戦敗退。ベテランぞろいでゲームの勝負所を心得てるヒューストンの老獪ぶりが発揮されてまんまとアウェイで勝利をもぎ取ります。

 結局この試合が原因(少なくとも)でオーランドマジックは1勝もすることが出来ずこのシリーズので負けが決定。

 その時4試合目残り数分でベンチで呆然としてるシャックの顔が今でも忘れられません。鳴り物入りでNBA入りしてきて何もかもが彼の手中に入り「怪物」の名をほしいままにしてきた彼が多分初めて会うであろう挫折。ホントに青い顔してて呆然としてるシャックの顔が未だに忘れられません。その後の活躍を知ってるだけに余計にです。

次はアイバーソン。彼も96年ドラフト1位、その年の新人王獲得するんですが、シャックと違うのは入団したチームの状況。シャックが入ったオーランドマジックはチーム創立が浅く、確かにシャックが入った事でチームを強くしていく計画があったからこそ、3年でファイナルに進出。

片やアイバーソンのフィラデルフィア76ersは歴史が古くドクターJやモーゼス・マローン、チャールズバークレーと言ったスター選手が一時代を築き、バークレーが抜けた後のチームはほぼドアマットチーム、万年最下位のチームでした。

NBAは公平を期すためにドラフトの指名権獲得は両カンファレンス通じて最下位のチームが高確率で一位指名を獲得する制度があるので正に76ersはその条件を満たして96年ドラフト1位指名権を獲得(95年成績は18勝64敗)

因みにこの年のドラフトは大豊作(実はシャックの92年もだけどそれ以上!)マーカスキャンビー、ステフォン・マーブリー、レイ・アレン、アントン・ウォーカー、スティーブ・ナッシュそして昨シーズン引退したコービー・ブライアントが全体の13位でNBA入り。そんな年の一位指名のアレン・アイバーソンは正に危機的状況下のチームに入りしばらくは低迷するんですが次の年ヘッドコーチがラリー・ブラウンになってからは徐々に状況が好転。99年得点王、00年には勝率5割回復、そして2001年に念願のファイナル進出を果たします。この年実際レギュラーシーズンでMSGに観に行きましたよー(笑)早いのなんのって、ポンポンシュート決めるし(苦笑)おかげでニックス負けました( ・᷄ὢ・᷅ )

話戻りますが、この2001年に念願のファイナル進出を果たすんですが、このファイナル進出前年までに2年連続でインディアナにプレイオフで敗退してて、その2000年プレイオフカンファレンスセミファイナルの第6戦終了間際、アイバーソンは悔し涙を流すんです。

 それだけ2年連続で同じ相手に負けるんですからそりゃ悔しいでしょうが、人目をはばかるんならまだしもベンチでTVに映っててもかまわずに泣いてるんです。ほんと悔しかったのでしょうね。この涙が個人的にはこの後、意外とずっと残ってて彼が何をしでかそうとも、なんとなく許せちゃう感じになっちゃってるんですね(笑)

 でもほんとアイバーソンは速かったです( ̄▽ ̄)ニヤリ♪

 ヤオミン、殿堂入りでスピーチしてるんですが意外と英語がお上手!( ̄▽ ̄)ニヤリ



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