「51」シンクエンタ・ウノのブログ

「日常」から「非日常」へ・・その扉を開けると素敵な空間があなたをお待ちしております( ̄▽ ̄)ニヤリ

September 11

2009-09-11 05:34:03 | 日記
 「戦争」を知らない世代として生まれてきて、特に戦後の日本、しかもド田舎の富山で生まれた僕なんかだとホント「戦争」って対岸の出来事でした。

 「戦争」とかなんてただ漠然としか受け止めてなくて「遠い昔に実際に在ったこと」は当時の自分の生活には全くの関係ないもの・・「非現実」として考えてた・・というか「そういうもの」として普通に頭の中の奥に留めてたって言ったほうが良いかも知れませんね。

 「戦争」自体「人が死ぬ」と言う事だと分かってはいましたが「将棋」や「チェス」のように「兵士=駒」として動かす人の考え方で「駒」が「攻めたり、やられたり、囮になったり」と簡単なことで済まして「理解」はしてなかったですね。
 
 よく8月15日辺りになってくるとTVでも「太平洋戦争時代」の話や「ヒロシマ」や「ナガサキ」の事がよく話題になりますがそう云う話が「風化」し始めてきてる・・と騒がれ始めてから自分の中でも、どこか「(風化を)認めてる」というか「冷めてる」というか・・。

 どこか自分の中にも「戦争はいけない」とは思いつつも「実際問題ついていけてない感」がどこかにある・・というか。
 
 そういう奴だったので遠くの地で起こる戦争は実際には「自分の身に降りかからない非現実」として流してましたね・・自分の生活をする中で。



「あの日」を迎えるまで。



 ただでさえ「日本人」としてカルチャーショックを受けてる時に更に今後一生「忘れたくても忘れられない日」を迎えるんですから。

 恥ずかしかったです。ホント恥ずかしかった。

 言葉にするには簡単なのかもしれませんが「人が理不尽に死ぬ」って云うのはホント悲しい事です。その人本人も「死」を理解しないまま「死」を迎えるんだろうしその周りの家族、友人や全ての人を悲しませ更に途方に暮れさせるんですよ。

 更に「宗教」や「人種」「文化」が違えば「正義」も「悪」もひっくり返るんですよ。

 何が正しくて何が間違ってるのかなんて「自分が何で生きてるか?」・・自分が生きてる意味も理解できてない人達が「人殺し」や「戦争」なんかを起こすんだと思うんですよね。

 正直僕も分かってないと思うし理解してないと思うし・・・。

 ただ「その日」を迎えて分かった事は「戦争は悪」だという事・・ですかね。それを心の底から理解してもう8年です(たった8年かよっ!って怒られるかもしれませんが・・・)

 いろいろと思うところはあるし、まだまだ自分は未熟です。周りのみんなへの感謝も忘れないし、またその為に「頑張ろう」という気持ちがあればそれはそれで良いような気もしますしね( ̄▽ ̄)ニヤリ

 合掌



※写真は当時小学生だったNYの子供達が描いた「あの日」の絵の中の一枚です。
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1 Comments

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衝撃 (J)
2009-09-11 08:32:51
確かにあの日は忘れられない光景をブラウン管を通して見てました。
正直、何かの間違いかと思ったりもしましたがそれも一瞬のこと。あの場にいた人たちは想像を絶する思いだったと感じます。
「恐怖」とはまさにそれなのかと。

幸いににも今尚健康で生きていられる自分が本当に「幸せ」だと思いましたし、自分にかかわる人達に感謝しました。

じっと考えると「人」が同じ「人」を殺めるなんて寂しいというか悲しい限りです。そういう感情が無くなれば一番なんですが・・・

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