富山地鉄の鉄道線2021年4月15日改正、最後に立山線と上滝線を見てみる。
●立山線
平日ダイヤの電鉄富山発を見ると、岩峅寺行が14本から12本に減ったのに対し、立山行は13本から15本に増えている。よってプラマイゼロの27本維持だ。岩峅寺から先、立山方面は増発となったため1時間40分以上のタイムラグは1時間以下となっている。
朝時間帯では電鉄富山発8時38分の岩峅寺行を増発して50分のタイムラグをなくす。さらにその次の9時03分の岩峅寺行を立山行に延長変更する。このことで立山行の2時間近いタイムラグがなくなる。10時57分の岩峅寺行は立山行として10時49分に繰り上げとなる。それに伴い11時21分の立山行は廃止となる。この時間帯の東京発『かがやき』から立山行への接続を見ると、12時02分発や9時58分発は接続時間が10分ほど短縮された一方、10時49分発は10時45分着の下り新幹線からの乗り換えが不可能となっている。
午後時間帯では14時13分の岩峅寺行を13時50分の立山行に繰り上げ、岩峅寺までの75分のタイムラグをなくすたけでなく、立山行が105分開いていたのを50分間隔としている。さらに冬季には、15時06分発の岩峅寺行を増発している。
上りについて、立山発を見ると、9時50分から11時31分まで開いていたところに追加されて9時43分、10時35分、11時28分、13時33分から15時17分まで開いていたところに追加されて13時39分、14時29分、15時18分となり、さらにそのあとに15時54分発が増発となっている。
土休日ダイヤは本線同様平日ダイヤに近づいており、17時台から19時台に岩峅寺行があること、20時台のの立山行最終が20分以上早いことを除いて大きな差はない。岩峅寺行は9本と変わらず、立山行は平日同様13本から15本となったので全体としては2本増だ。
10時台は、改正前は電鉄富山発01岩、33立、56岩となっていたのが、58立 50立となっている。岩峅寺までは本数を減らしたが、その先は本数が増えている。さらに11時26分の岩峅寺行がなくなり、12時台の立山行が29分だけだったのが、02分、54分となる。このことで10時33分から12時29分までの2時間近い立山行のタイムラグが72分に短縮される。午後は平日同様、電鉄富山発15時06分の冬季のみ運転の岩峅寺行を増発、さらに16時35分の岩峅寺行を増発して、16時台の岩峅寺までの運転本数を2本にする。
立山発上りを見ると、9時41分から15時27分まで80~96分の間隔となっていたのが、10時36分発と13時33分発の新設で、11時28分から12時38分まで70分開くのを除いて、60分以下の間隔となった。また、冬季には15時55分発が新設された。その影響で16時23分発は16時44分発に繰り下げ、富山着は17時25分から51分となった。18時16分の東京行新幹線への接続は良くなったが、17時59分の大阪行接続新幹線への接続はギリギリだ。
平日、土休日ともに、電鉄富山発22時47分の岩峅寺行の運転を取りやめている。それに伴い、22時03分の岩峅寺行を22時25分に繰り下げるが、それでも最終は22分の繰り上げになる。岩峅寺から先、立山への最終は、平日のみ電鉄富山発20時28分から20時39分に繰り下がる。
●上滝線
終電1往復廃止に伴い時刻を変更する。
電鉄富山発21時52分は22時12分に、22時43分は22時57分に繰り下げとなっている。(土休日は21時45分発が22時12分、22時40分発が22時57分発)平日、土休日ともに23時20分岩峅寺行は廃止となり、最終は22時57分発と23分繰り上がる。それ以外に、平日では9時08分発を8時42分発に繰り上げ、土休日では828、859、1004、1100、1155から繰り上げて、814、840、936、1027、1117に変更、20時47分発は21時05分に繰り下げる。
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