と、同じように大きな袋を持って売りに来るひとたち。
う~ん、年末だなぁ・・お掃除の手始め、というところでしょうか?
私が持ち込んだものは、大きな袋に二つだったのですが
査定結果 410円。
ほぼ一冊10円で売れたというわけです。
でも。
なぜか、お財布に入ったお金は0円。
なぜならば、この本を買ってしまったから。
『夜廻り猫』
ずっと本屋さんで気になっていた一冊。
古本屋さんの本棚で、出会ったら、もう買うしかない(笑)
ラッキーなことに初版本だったし(←初版本にはカバー裏におまけがあるのです♪)
遠藤平蔵は、立って歩く夜廻り猫。
「泣く子はいねが~~」といいながらやって来る強面(!?)の平蔵さんは
涙の匂いをたどって、一人泣く人、心で泣いている人に寄り添いに来てくれます。
解決はしないけど、寄り添いに。
そして、絶妙なひとことをつぶやくのです。
「そういうおまいさんででいてくれよ」
「おまいさんなら、やれる」
などなど。
実に心に沁みるんですよ、ほんとうに。
8コマまんがなのでさらっと読めるはずなのに
ゆっくり、じっくり読んでしまう本です。
そういえば平蔵さん強面なので、”にっこり”と口で言って笑顔をするのですが・・。
はい、ロッシーさんも”にっこり”!
(ちょっと平蔵チックなロッシーさんです・・)
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