日曜になると雨が降る、そんな日が増えたように思えます。
神様が人流を抑えようとされているのか、なんて思ってしまうくらい。
まぁ、せっかくの休日ですからゆっくり本を読みましょ♪
そういえば、年末年始はこの二冊にどっぷりはまりました。
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エマ・ドナヒュー作の『星のせいにして』
スペイン風邪が猛威を振るう1918年ダブリンの産科/発熱病室で
スペイン風邪に罹患した妊婦を救おうと奮闘する人々のはなし。
現代のパンデミックと状況はかなり違いますが、そこにある人間の生きざまの
なんと、儚いようで強いものか、と圧倒されます。
原田マハ作の『リボルバー』
こちらは、ゴッホ×原田 マハ×ゴーギャンのアート・ミステリ。
まぁ、原田マハさんの作品ですから外れはないと思っていたのですが、
なんと大胆な仮説!
どこまでが史実で、どこからがフィクションなのかわからなくなるような
ミステリです。
これを読むと、改めてゴッホとゴーギャンの絵を鑑賞したくなります。
それも画集ではなく、本物の絵を。