風は冷たくても、なんていいお天気！
庭を見ると、風に揺れるはレモンマリーゴールドの花。
さて、土曜日です。
今回は、"牛乳パン”のはなし。
このパッケージに懐かしさをおぼえ、つい買ってしまうパン。
ほんとうにシンプルなコッペパンなのですが
そのほのかな甘みと牛乳の風味が絶妙なのです。
私には、牛乳パンの思い出がありまして。
その昔、私が幼かった頃、父の会社の社宅（アパート）に住んでおりました。
土曜日のお昼頃になると、小さなトラックがやってきます。
やってきた合図は”学生街の喫茶店”（←まさに、あの時の歌は聴こえない、けど）
その合図と同時にわらわらと奥様方が家から出てくる、というわけ。
母についてトラックへ行けて、
たまに母の機嫌（というより、お財布の機嫌？）がいい時は
この牛乳パンを買ってもらえるのでした。
めったに、ないことでしたから、嬉しくって、ちまちまと食べたものです。
特に、コッペパンの横の白い部分！
ここが大好きで。
子どものことですから、その部分だけをあとで食べようとちぎって残しておいたら
てっきり、私がそこが嫌いなのだと思った母がパッと食べてしまったのです。
・・・。
そのあと、どうなったか、よく覚えていません。
でも、その後、好きな部分だけちぎる、ということはしなくなったのは
言うまでもありません。
そして、牛乳パンのパッケージを見ると買ってしまうのも（笑）
