・・・毎年、そのタイミングを計るのがヘタなのですが。
今年も、それに懲りずに出かけた先は甲佐町。
国指定天然記念物の「麻生原(あそうばる)の金木犀(きんもくせい)」を見に行ったのです。
観音堂のすぐ横に、堂を覆うようにそびえており。
樹齢はなんと800年!
見上げてみれば・・・。
ああ、まぶしい木漏れ日。
そして、うすレモンイエローの花がぎっしり!
ああ、ほぼ満開のキンモクセイ。
あ。
こちらのモクセイはキンモクセイではないのです。
この花色は、和名で薄黄色。
薄黄色の花が咲く木犀の意味という意味で、ウスギモクセイというのだそうです。
花色もそうですが、匂いもちょっと優しげな感じ。
樹の下に立っているときよりも、少し離れた場所のほうが匂いが強く感じられます。
・・というより。
ご近所さんの庭のモクセイも満開でしたので、いたるところからよい香りが漂ってくるのです。
ちなみに。
このモクセイは我が家の金木犀。
鮮やかなオレンジ色。
朝、新聞を取り入れに外に出ると、一番強い香りに遭遇するようです。
毎朝のひとときが、ちょっとだけ楽しみになる季節。
ただ、問題があるとしたら。
木犀の香りを思いっきり吸い込もうとしたら、軽く呼吸困難になること。
(息を吐くことを忘れてしまうのです(汗))
この香りの華やかさに対して、小さく地味な花が咲くからか、花言葉は
「謙虚」
・・・木犀の香りをかいだら、少しだけ、謙虚な気持ちになってみようか・・な?
麻生原の金木犀(看板がでています)
上益城郡甲佐町大字麻生原(駐車場あります)
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