すばらしく晴れ上がった真夏日。
熊本市内を流れる白川の水位は低く、川面は穏やかにきらめいていて。
一年前の7月12日と同じ川には思えません。
2012.7.12豪雨災害。
経験したことのない大雨、そして恐ろしい川の様子。
忘れられません。
でも、日々を過ごす間に、少しずつ記憶が風化していったことも事実。
先日、設置されたこの看板。
水道町の白川堤防の7.12の時の最高水位をあらわしています。
ここの堤防の高さが標高15.9m。
そして、この最高水位は15.6m。
・・・あとわずか30cmで川は氾濫していたのです。
今日の水面はこんなに低いところにあります。
堤防の改修が進んでいたので、水道町近辺は氾濫を免れていたのです。
昭和28年6月26日の水害の翌日。
まだ水が引かなかった街中の水位を示すプレートがびぷれす広場にあります。
大体1m20~30cmくらい。
気付いているのか、いないのか待ち合わせをしている若者や通り過ぎる人々。
静かに歴史を残すプレート。
忘れてはいけない記憶のしるし、なのかもしれません。
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kurosan
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