![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/31/8d5e9f1ba8b857b13ec5baef5ae2f6bf.jpg)
むすめが生まれたとき、親しくしていた方が作ってくださったお雛さまです。
私個人がというのではなく、夫の父の代からの仕事も含めてのお付き合いでした。
大安の日。
高齢のため、布の処理が思うようにできなかったこと、
生地だけは手に入る限りいい物を使ったこと、そして
「玲ちゃんがお嫁に行くときは、必ず一緒に連れて」
の言葉とともに 託してくださいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/05/f96b2d6ae8532a0343f07bcd01c6d46d.jpg)
落ち着いた男雛の衣装の取り合わせに、選ばれた方の心情を重ねつつ。
言葉が話せるようになってからは
むすめは毎年 お雛さまを飾った報告のお電話をかけ続けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/0c/f7dd9021f05a60e8c319de39e7157886.jpg)
事情が変わって往き来がなくなり、夫の前ではかけられなくなってからも。
むすめからの電話には応えてくださっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/44/20d2911760466f4b08114bbf3120cdf2.jpg)
屏風と雪洞は実家の母がそろえてくれたので、
小さなお道具が好きなむすめと、人形の家や鎌倉館を巡る傍ら
こまごまといろいろなものを買い集めました。
三人官女が衣装着なのは、たまたま珍しい色の打掛のばら売りに出くわしたため。
ことしも娘が自分で飾り付けましたが、
そのまえに 本棚の上の大量の本をそっくりぶんなげるという、
思い切った地上げを敢行して、居場所を確保しております。
数年前、わが家を襲った地崩れにより、ご挨拶も途切れていました。
ことしは、忘れずにむすめに伝えさせましょう。
おひなさまたちは、ことしもお変わりありません、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/20/6baeef52b97552c0346152b2c1004bbe_s.jpg)
私個人がというのではなく、夫の父の代からの仕事も含めてのお付き合いでした。
大安の日。
高齢のため、布の処理が思うようにできなかったこと、
生地だけは手に入る限りいい物を使ったこと、そして
「玲ちゃんがお嫁に行くときは、必ず一緒に連れて」
の言葉とともに 託してくださいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/05/f96b2d6ae8532a0343f07bcd01c6d46d.jpg)
落ち着いた男雛の衣装の取り合わせに、選ばれた方の心情を重ねつつ。
言葉が話せるようになってからは
むすめは毎年 お雛さまを飾った報告のお電話をかけ続けました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/0c/f7dd9021f05a60e8c319de39e7157886.jpg)
事情が変わって往き来がなくなり、夫の前ではかけられなくなってからも。
むすめからの電話には応えてくださっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/44/20d2911760466f4b08114bbf3120cdf2.jpg)
屏風と雪洞は実家の母がそろえてくれたので、
小さなお道具が好きなむすめと、人形の家や鎌倉館を巡る傍ら
こまごまといろいろなものを買い集めました。
三人官女が衣装着なのは、たまたま珍しい色の打掛のばら売りに出くわしたため。
ことしも娘が自分で飾り付けましたが、
そのまえに 本棚の上の大量の本をそっくりぶんなげるという、
思い切った地上げを敢行して、居場所を確保しております。
数年前、わが家を襲った地崩れにより、ご挨拶も途切れていました。
ことしは、忘れずにむすめに伝えさせましょう。
おひなさまたちは、ことしもお変わりありません、と。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4a/20/6baeef52b97552c0346152b2c1004bbe_s.jpg)
ことしもあっというまにお節句が過ぎてしまい。
越生の笛畝記念人形美術館にも、
横浜の人形の家にもまた行く機会を逃してしまいました。
いつか、酒田にも足を伸ばしてみたいものですが・・・
宝物館での古い時代のお雛様を見たことがあります。
そこに纏わるちょっとおそろしげなものも感じつつ
何やらものに寄せるひとの想いの深さを、思わずにはいられません。
私が子どものころは、長くお雛さまにいてほしくて
よく母が、旧暦のお雛さまにしましょうと4月3日ころまで出していてくれましたが、
よく考えると可笑しいような、片づけが間に合わなかっただけなのか・・・
お嫁入り前のお嬢さんがいらっしゃると
それはまたそれで、お忙しいことでしょうね・・・