わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

虫ゑらみ

2015-05-07 13:07:17 | かぜは・・・

どんな本でも、初めから終わりまでお行儀よく読む家人から見たら
私の読み方なんぞ、言語道断といわれても仕方ありません。

なかでも、とりわけひどいのが源氏物語。
うちにいらした方は、なんでこんなところに・・・・という場所にあります。

入院のときには、困りました。
こんなときこそ、という本は持ち込みましたが、
いつもそばにいるのは持っていかなかった。
それが、あんなにさみしいことだったとは・・・・・

そんな折、ようやくKindleの源氏を見つけました。
岩波とはだぶらないし、なにより、iPad以上の重さにならないのがいい。
紙に比べて、割高だね、と思っていたら、いつのまにか30%オフになりました。

源氏物語―付現代語訳 (第1巻) (角川ソフィア文庫)
クリエーター情報なし
角川書店


しかし、Amazonは、したたかです。

画本虫えらみ
クリエーター情報なし
君見ずや出版


価格は、153円。つい、ぽちっとしたくなりますが、
ぐっとこらえて、サンプルをひらきます。
目次ばっかで、画がわからないやん。
待て待て。ちょっと、検索してみましょう。

国立国会図書館デジタルコレクション - 画本虫ゑらみ

既にパブリックになっているので、いながらにして、鑑賞することができます。



しかも、好みの大きさで出力し、画像をダウンロードできるばかりか
PDF化して印刷もできます。 うひゃあ。

Kindleの売り場には、こういう手合いがごろごろしていて、いちいち袖をひくのです。
困りますね。




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