わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

ぼかしの八掛ブラウス

2020-12-01 18:47:23 | おうちふく =元キモノ=
  
昭和のころに流行ったぼかしの八掛は、頭痛の種でした。
単色のものはさっさと片付きましたが
さて、どうやって扱ったものか。

自粛の期間中、ようやく解決策がうかびました。
ちょうど、生地をのこさず使うよう変更したのがきっかけです。

身頃をつくるのは、すそ4枚。

おくみの部分=半幅の二枚を、みみを外側にまんなかではいでから
長さを等分にして袖二枚にわけます。
そうすると、だいたい5分袖くらいになります。
くだんのやっかいなぼかしも
いろといろをつなぐことで ぶつぎりを避けられる。

衿のバイヤスは、衿先布をずらしてはぎます。
こうして、袖口布だけを残して使い切りました。


肌寒くなると、むしろ化繊の五分袖がありがたくなってきます。
こちらは、大きめのネットに入れて洗濯機でも洗えます。
着ているとやわらかですが、
洗濯したら、裏の縫い代からアイロンをかけています。
まんま着られるTシャツよりは、ちょこっと手がかかるでしょうか。


ほそながい二枚の袖口布も、
いつかつなげて なにかにしましょう。


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