
わたしは野草、ありふれた道端の花が大好きです。

(この一枚のみ、Coolpix3700撮影)
コンパクトでしかも現像代のかからないカメラを手に入れて、重たい植物図鑑を持ち歩かなくてもよくなりました。
ならばなまえを同定するだけでなく、見えてるのと同じすてきなショットを残したい!
ところが、、、しだいにもやもやのほうが大きくなってきて・・・

お茶漬けサラサラな画調に別れを告げて、ビビッドな色調へ。

ただ、重さや携行性を考えて、一眼には手を出しかねました。

持ち歩くことができて、マニュアル撮影が可能な機種となると、候補はこれしか残りませんでした。
(おしゃれなIXYになるはずが、またもや無骨なタイプ)

PowerShot S80

が、結論から言うと、この一台は大きなまわり道でした。
購入後しばらくして発売された後継機は評判がよかったので、ここだけがへこんだのかもしれません。
が、なにより大きな齟齬は、条件からはじきだす機種選定そのものに発していたのです。
ここで学んだのは、オートでプログラムされたものをマニュアルで使用するのはとってもとぉーっても大変だということです。


しかし、このカメラではたくさんのスナップを撮りつづけました。
ひょっとして、いつかできるようになるのではないかと思っていたからです。




このころ、P社からライカのレンズと手振れ防止機能を備えたデジカメが販売され、人気になりました。
おいしいとこばっかだなぁ。
というのが、正直な感想でした。
そして、コンデジチョイス編1での前提が崩れる日がやってきたのです。


それは、N社のエントリーモデルデザインへの不信から始まりました。
おしゃれでかわいい、のはいいのですが、ボタンが押しづらくAFがあわない。はては電気系統の故障。
極端な例かもしれませんが、いささかお粗末すぎる。
いかにコストを切り下げるといっても、仮にも世界のNxxがやってはいけないのではないか。
そんなとき、P社のカメラにふれる機会がありました。
買って写してはいないのですが、ボタンや取り出し口のつくりはしっかりしていて安心できます。
その時初めて、さきのセールスポイントが納得できたのです。
つかいがってのいい道具であるポジション。
それもありだなぁ、と。









さて。
悪戦苦闘の日々が去り、決断のときが迫っていました。
このページの画像は一枚目のヒメオドリコソウを除き、すべてPowerShot80で撮っています。
撮影場所は、二俣川、長屋門、貴船、東大寺、橿原神宮、笹野台、王子駅前、鴨川、西芳寺、化野念仏寺、遠野南部曲り家、早池峰神社、遠野常堅寺、遠野伝承園、釜石線、平泉です。
クラルテHP イマージュの世界へ
P.S. 今回お伝えしたかったのは、機動性やこちらの条件を充たしたものが、必ずしも求めている結果と合致しないということです。
HPに、販売店の実写情報へのリンクを付け加えました。
ニュアンスのようなものを感じ取っていただければと思います。
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