スマホばかりみている。スマホの中で人生が完結してしまいそう。
ネットとは何か考えた。
これだけ多くの人がネットを見て、その情報を真として動き、コミュニケーションをとっている以上、共有幻想ならぬ共有仮現実のようなものだろう。
でも、つきつめればテレビのようなものだと思う。コミュニケーションのできるテレビ。
かつてはテレビの中に世界があって、みんなその話題で盛り上がった。テレビの中には無限の世界があってそれだけで人生は消費されるけど、外にも世界がある。
でも、そもそも世界の中にテレビがあるんだけど。。
加えて、ネットはいまビジネスの場になっているので、人に見させる努力がされている。人の快楽を効率的に刺激する。かつてのテレビのように、席を離れるほどつまらなくはないが、そんなに面白くもない状況を作る。お肉ではなく、味の素を舐めて旨味を堪能しているみたいだ。
ツールを使うと、ある程度ツールに適応して使われてしまうのは仕方ないことだけど、その質と程度を考えなくてはならない。人が、自らを楽しませるツールを作って、遊んでいるようだ。創始者の考えが知りたくなった。
自分が若くないからこう考えるが、若い人は全く違う現実を生きているようにみえる。
もはやネットの中と外、どちらの現実が強いかわからない。でも選択肢は持っていたい。