1500mクラブ

運動不足は健康の大敵

第29回気象予報士試験の模範解答の発表

2008年02月06日 | 気象

 正式な回答の発表まで十日もの間、誰の指摘もなかった学科専門の問14が……ねえ。言われてみれば関東の評価にスレットスコアを使う道理はないわな、というところではあるのですが、これで専門10問となりました(一応の合格基準は正答11問以上)。当初10問と見ていた個人サイトの正答予想に修正が入り、改めて11問の期待はしていたのですよ。ところが、持ち上げたところから叩き落されて。ちなみに、終わったときは全問正解くらいのつもりでいた学科一般のほうは、ふたを開けてみるとぎりぎり11問しか正解していないとはな。それはそれでびっくり。改めて、望みの薄い「合格基準の引き下げ(平均点による調整)」を待つだけです。

 学科の両方がクリアできたとしても、実技ですよ。これは二つ合計で70%以上。だけど、50点と90点なんて無理。60点と80点も雲の上。結局、70点と70点、みたいな取り方でないと合格できなさそう。両方ともに減点が最小に収まってやっと。

 今まで勉強したことは無駄ではないと思うけど、受験したことは無駄だった。今度こそ受けるのやめます。放射線第三種を取れるくらい無駄にした。ユーキャンの「あなたも合理的な選択を」という言葉が実に重く響きましてな。はじめから62,000円払っとけばよかったのかな…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秘密反省会

2008年01月28日 | 気象

一般
4 16×log101000は
4 放射量は緯度にかかわらず一定ではないか
2 c湿度影響するし、d氷晶も成長するよね
4 1km×1km×1mで10^6m^3に4gを掛ける
4 それぞれ分子量29、29より少し少ない、32の順
5 1優勢だけど、aは違う気がするんだ
2 たぶん
3か b冷たいのは下降流そのものかな
4 a夏季ではなく晩冬季の話かと思った
1か
3 aボーエン比の注釈がヒント
1 重箱の隅め
2
4
5

専門
5みたい d不明とかかと思ったら正しいみたい
4 たぶん
5?
5 みんなそう言ってる
3 a正は下降流、d変化するんじゃない?
4 とにかくばらつきのないほうが勝ち
1と思ってる 850hPaの湿数とかどうかね
5 a一般に5倍以上、d初期化してどうする
5 cいちいち覚えてなかったよ
2
3 たぶん
3 c前回学科で口を酸っぱくして言われたやつ
2 a夏日、真夏日、猛暑日。cまだ手ぬるい
5 一般的な手法は当然予報でも使われるはず
4 aで2にしたけど、bからして4か

 専門15は、しかしaも図で4000kmくらいありますかね。ただこれは平均を取るから広く見えるだけで実際はもっと短いのだと思えば2000kmだし、擾乱の進行方向は真東には限らず波の方向にはせいぜい30km/h(720km/day)がいいところ…なんて屁理屈にも限界が見える。学科問題は3~4回ごとに難易度の波があり、これを準2年周期運動という。一般と実技会心でも専門が二回連続10問くさい惨状に泣けます。泣きました。こんなので基準が下がるわけもなし。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月27日

2007年10月05日 | 気象

 まあそういうことなんである。実はこれもずいぶん前から準備していて、公開ボタンを押すだけの状態にしてある。

 落ちると思うなら、合格発表など待たずにすぐに次の試験に向けた勉強に入っておけという指南があった。でもすっかり飽きてきたので、しばらく気象から離れてみることにして、一か月ほど前から参考書にも触っていない。あと二か月くらい休み、そののち直前二か月程度まとめて勉強して1月27日を目指す作戦を遂行中。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地球温暖化気体

2007年09月06日 | 気象

 太陽からの放射をいったん地球が受けて、地球は赤外線を放射します。何もなかったら宇宙に放出される熱が、空中で吸収されて一部が地球に戻ってくる。その壁が、温室効果気体の層。温室は対流をさえぎることで温度を保つので仕組みが違うのだけど、振る舞いが温室に似ているので温室効果と呼ばれるという。

 赤外線の放射に対して、窒素は透明。酸素も透明。アルゴンも透明。水蒸気も温暖化気体だがもともと大量にあって変化が大きいので人為的な介入は無理だし、この観点ではそんなに重要視されない。微量だが影響の大きいもの。二酸化炭素、メタン、その他。

 という暗記項目のようなものだったけど、どうして赤外線を吸収するか…なんて理論的なところはわからないので、何が吸収して何が吸収しないかの基準は知っといていい。とりあえず、三つ以上の原子、あるいは異なった二つ以上の原子が組み合わさった分子が赤外線の放射を受けることで、なんか特別な振動を起こして作用するんだって。N2、O2、Ar。このへんは影響しない。H2O、CO2、CO、O3、CH4なんかは全部そう。へー。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気象予報士試験の模範解答

2007年09月05日 | 気象

 気象業務支援センターの弱腰の対応にはがっかりだ。

 先般のあの試験の学科専門問5で、二つのこたえを正解とする救済措置をとったのだ。重箱の隅をつつくような出題がいくつもあるから、十分な慎重さと十分な知識を持った人の中には、「概ね一週間」の範囲に「9日間」が含まれるかどうかを検討しすぎて誤答した人もいるかもしれない。だけど、「概ねとは前後20%の範囲を指します」とか明確な決まりがあるわけじゃない。だから、日本人の国語の問題として、含まれるのかな、という感覚があったのだからそれを信じればよかっただけの話。国語の試験ではないけど、日本語が読み書きできることは一応のところ「前提」なわけだから、主に森田様の圧力に屈したのではないかと疑っているけど、僕としては、ここは毅然とした態度で正答を当初の一つだけにして、後でこっそり合格基準を1問下げるという妥協策をとったほうがよかったのではないかと思う。

 そうすると、僕も合格ラインに乗るので、僕が個人的によかった。こんな救済策がとられた以上、合格基準11問が動かないのは決定的だろうな。もう個人的都合でがっかりだよ。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間に合わなかった男

2007年08月31日 | 気象

 前に岡山県気象予報士会の話があったが、この間、日本気象予報士会岡山支部という新組織に模様替えされたらしい。またも発足に間に合わなかった男。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気象予報士試験

2007年08月28日 | 気象

 今年度の第一回がおととい終わって、今は、各所答えがまとまっていなかった個人解答速報が固まってきたところ。模範解答の正式な発表は来週。択一式の学科試験の合格ラインは通常「15問中11問以上」とされている。「一般」「専門」とあるうちの「専門」の免除期間が切れるという失態で受けなおした僕だけど、どうも、正答10問で不合格っぽい。他の問題を取りこぼしさえしなければ関係なかったとはいっても、一度は正答を書いていたところを書き直して落とした1問に、ものすごく悔いの残る結果となった。…合格ライン「11問」は、一応「平均点により調整することがある」となってはいるけど、過去に「10問」に下がったことは一度きりで、今回の試験がとにかく「重箱の隅」と言われる奇問揃いで平均点が極端に低いものだったとしても、「出題ミス」でもない限りこの調整はないと考えている。

 専門の問2(d)。レーウィンゾンデの観測高度の記述の正誤で迷い、試験中のメモで「もっと高くなかった?」と書き残していた。案の定、正解はもっと高い「誤」なのに「正」に書き直していた。ない知識ではなかったはずなのに、ああ、この一問。この際、専門の問12あたり、「正解の選択肢なし」で全員加点かボーダーラインを下げるかしてくれないだろうか。いや、でも正解はどうせ1なんだろうな。なんで2を選んだかっていったら、カルマンフィルターの一般的な説明ではなく気象庁が運用するモデルについての説明だとしたならば(b)と(c)は両立しないだろうと思って、(b)が「正」だろうから(c)は「誤」のはず、と当てずっぽうで選んだら、(b)も(c)も「正」か。実は川畑様速報に照らしたら13問正解で一時は期待したものの、だんだん修正が入ってきて、なーんか。

 ちなみに、学科をクリアした後の午後の試験、「実技I」「実技II」は、今回は学科に反して「ものすごく簡単だった」との声が多い。ということは、「自分ではできたほう」と思っても、ちょっとのミスで駄目なのかもしれない(屋久島の高度情報を見落とすとかな!)。どっちにしろ駄目なのか…。

 たぶんもうやめます。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウェザーニューズに業務改善命令

2007年08月16日 | 気象

W_news  新潟県中越沖地震の後、ウェザーニューズ社が期間限定で「がけ崩れ予測メール」の配信サービスを始めたが、これが気象業務法に抵触すると指摘されたのに言うことを聞かずに続けていたので気象庁が業務改善命令を出しました、というニュース。それが規範というものなんである。一か月半のことなんだからちょっとくらい許してやれよ!と思うところもあるものの、ウ社の方々のほぼ全員が、どういった背景で気象業務法にその定めがあるかは知っているはずで、一回言われたらそこで中止すべきところではあったのだろうな、と後からなら何とでも言えるけどとりあえずそう思う。とりあえず、縮小を続ける気象ビジネスにますますの冷や水となったことは疑いない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風一過

2007年08月03日 | 気象

Car  台風5号はとりあえず岡山を掠めていった。海際での高潮による低地の浸水に注意。注意といわれて何ができるかといえば自動車を高台に避難させるくらいのことなんだけど、高潮の被害から自動車を守る方法を考えた。

 防水のブルーシートがある。近所のホームセンターで一番大きかった約7m×約9mのものが5,980円。これを敷いた上に駐車して、自動車を巾着みたいにして丈夫な紐でくくれば、2時間や3時間の水には耐えるのではないか。上の隙間から雨が降り込んだとしてもたかだか数十ミリがいいところで、百ミリを超える雨なんてなかなかない。普通乗用車ならこれでなんとかなりそうな気がする。どうすかね。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

積乱雲の下

2007年07月30日 | 気象

20070729180000 20070729180000_1  平成19年7月29日午後6時の衛星写真(可視画像・赤外画像)。岡山県の南岸に積乱雲の列ができているのがお分かりすか。玉野市は、その右から二番目くらいの塊の下にあった。雷雨と小休止を一時間以上繰り返した空模様を、ずっと眺めていた。これがマルチセルというものなのかと。楽しいねえ、楽しいねえ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゾンデ

2007年07月02日 | 気象

 「ラジオゾンデ」という、風船をつけて飛ばす高層気象観測機器がある。上空30kmくらいまで、特定のポイントごとに気圧、温度、湿度などの計測データを返す使い捨ての機械で、これに位置情報を加えて風向、風速まで測るような「レーウィンゾンデ」(radioとwindを合わせた造語という)が今の観測の主流で、その観測手法とか特性とかあたりはあの試験に出るよ。

 ほとんどが海に落ちるけど稀に陸に落ち着くときがあるんだって。いつか拾いたい。そして見つけた人がいたら、気象台に連絡する前に僕にも連絡をください。近くなら見に行きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

資格試験

2007年06月28日 | 気象

 気象予報士よりももっと役に立ちそうにない国家資格を見つけた。これを励みに、気象予報士試験の勉強に邁進しようと思う。もし合格したら今度は、何とは言わないがその資格を取ってみたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの試験、受付開始

2007年05月31日 | 気象

 申請書の手配はお早めに。

 あの資格の役立つ場面の少なさは、落下傘降下士といい勝負なんである。受験しようというくらいだから、そんなことは人に言われなくてもわかってる。さらには「もっと仕事に関係ある資格取れ」みたいなことを言われると、至極最もな意見ではあるのだが、なにぶん命を懸けた受験であるので実に面白くない。パチンコ屋にでも通っていたならば、そんなことはまったくのプライベートの話であって別に誰に何を言われることもなかったろうが(感心はされないが)、試験勉強をしているばかりにもっとたちの悪い無用な干渉を受けるんである。いや、そんなに深い意味があっての発言ではないと思いますよ。でも、無考えで適当だからこそなおさら面白くないところもある。

 とりあえず、ご近所の同類さんの連絡をお待ちしています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気象神社

2007年05月17日 | 気象

 高円寺氷川神社の中に気象神社があって、そのWeb版が公開された。いつか行こうと思っていたけど、Web版でいいや。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ものみの塔が来た

2007年05月11日 | 気象

 置いて帰った「ものみの塔」2007年5月1日号の記事に、「天気よりもはるかに重要なこと」というのがあった。喧嘩売ってんのか。

 宗教の勧誘は、昔はレコンキスタとか十字軍とかいって地域を軍隊で制圧するようなやりかたが主流だったんでないか。だけどこの頃そういうのははやらないので、盛んに「不平等な社会 どう生きるか」って貧しい国の人々や紛争地帯の不幸を見せる。その人たちのために我々に何ができるかというと、とりあえず「エホバの証人の地域大会にどうぞおいでください」というのだが、どこの宗教も小売店も1500mクラブも、入り口はだいたいおんなじ。本当かどうかは別にして、いいことばっかり言うものなの。

 冊子のつくりは妙にいいですね。発色が鮮やか過ぎるところはあんまり高級な印刷ではないのかもしれないけど、なかなかきれいなフルカラー印刷。ページ数がそこそこにあるだけに、たぶん針で止めるほうが作業が速くて安いと思うのに、真ん中圧着の糊付けも丁寧。これだと紙資源ごみに捨てるのに躊躇しない。ちなみに毎号の平均印刷部数34,267,000(目ざめよ!)と28,578,000(ものみの塔)なんですって。世界81言語だの159言語だの。マレーシアとかの安い国で全言語版を印刷して世界各国に送ってるイメージが想像できます。現地の印刷工は週70時間労働で平均月給14ドルだったりして。それ今号の記事だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする