家で寝転がってカステラを食べる。成功者の証であり、縁起の良い食べ方とされている。
風邪にビタミンCの摂取が有効というのはノーベル賞を2回授賞したライナス・ポーリング博士の個人的な信奉で、科学的裏付けが見つけられないことはその後、これを否定する無数の論文で書かれているのだそうだ。ただし一般の人は論文を読まないから、多くの学者が風邪とビタミンCの関係について語っている事実から、関連がないことを語っている論文ばかりなのに、何か関連があると思われている。と数年前に聞かされて衝撃を受けた。
レモンは、どことなく体に良さそうな雰囲気もまとっている。好きになったのはそのせいもあると思うんだけど、明らかに、このポーリング博士の発した嘘情報が拠り所になっている。風邪気味のときにうっかりレモン飲料を飲んで、しみじみ思う。好きで飲んでんだよ。いいじゃないか。
海苔の消費量からして、今年に入って100個は作ってる。家で食べる最高のおにぎりを目指している心は店への対抗心だろうか。しかし店は、米が違う。汁物もちゃんとしてる。総合的に敵うわけはないのだけれども、せめてメインどころだけでも何とかならないか。
ところが米について最近、余計な知識に基づいて余計な挑戦をしていたのが、ふとしたことから王道に戻って、今は驚くほどおいしく炊けている。すこぶる安い米でこれよ。高い米を使う余地が残されている。
海苔についても同じことが言え、スーパーマーケットで24枚とか30枚とか入った安物を使っているが、これを、市内各所(郵便局でも)で売ってる高級品に切り換えることで、より高みを目指すことができるのだ。
塩は、近所産とされる「アジシオ」を使っている。近所の塩をグルタミン酸ナトリウム(MSG)でコーティングしたという、これも単なるMSG(またの名を「味の素」)に比べてすこぶる安い商品なんだけど、ここにも改善の余地がある。
余地は大いにあるものの、お金をかけて高い材料を集めて使うくらいなら、もしかして店で食べたほうがいいんじゃないか。今気がついた。
写真を回転させる方法がわからなかっただけだ。さて、「大山名人もなか」は1個200円に値上がりしていた。昨年の今頃は190円だったと思うし、ずっと前に110円だった頃が最初の出会いである。
新商品(と思うんだけど、実際はよく知らない。前からあったのに目に留まらなかっただけかもしれない)の「駒らくがん」700円。
お買い求めは文近堂へ、どうぞ。岡山県倉敷市。
100円ショップに海苔に穴をあける道具がある、とネット記事で見た。おにぎりを食べるときに噛み切れない海苔のストレスを解消する手立てとなるというのだ。探したところ、Seriaのものは廃版となり、ダイソーに「くるくる海苔パンチ」がある。まさにこれ。入手しましたよ。
家でおにぎりを作る機会はあまりなかったし、作っても海苔を巻かないことのほうが多かったので、思いも寄らなかった製品なんだけど、少し思うところがあって最近「家で作るには最高のおにぎり」を模索し、連日のようにおにぎりを作ってみている。言い過ぎた。週に2~3回がいいところか。
それで、その「くるくる海苔パンチ」を試したところ、確かによく噛み切れる。ただしちょっと待てよ。買いたての30枚パックの1枚目であり、残りご飯の事情から一つしか握っていないから比較ができない。翌日、穴を開けたものと無処理のものと両方作ってみたところ、安物の海苔は何ら抵抗なく噛み切れることがわかった。
さて、では高級海苔はどうか。これは高級海苔の使用者が試した結果の伝聞だけど、どっちも噛み切りづらかったらしい。そりゃ廃版にもなるわ。誰だよ、こんな道具を絶賛して記事化したのは。
玉野市玉にあるお好み焼き店「山下にこにこ庵」でアイスクリームを買った。「大」と呼ばれる200円のものと、サイズか中のアイスの分量か知らないけど何かが違う150円のものが販売されているのだそうだ。
お好み焼きと双璧をなす人気商品である。
お好み焼きと双璧をなす人気商品である。
令和5年12月から令和6年1月にかけて、玉商店会が販促イベントとして会員店の商品券が当たるスクラッチカードを、商店利用者に配布している。1000円以上の買い物をした際にくれるようで、ある店(名は伏せるが、洗濯機の修理をした)で渡されたカードで「あたり」が出た。店の人が言うには当たったのを見たことはなかったそうで、けっこう当たらないものらしい。
さて、そこから二段階目の抽選があった。中央(三井E&S生活協同組合本部店に対応カウンターが設けられていて、ここで賞品の受け渡し等が行われている)に当たりくじを持って行くと、番号の書かれたカードを選び氏名電話番号を記入。引き換えに、番号に応じた賞品が渡された。
カードにも書かれていた20店舗のそれぞれに、○千円×○○名の賞品が設定されている。その商店というのが、ことに地元地区に住んでいないと(下手をすると住んでいても)場所もわからないような名前が並んでいる。住んでいないうえに一度も行ったことのない美容室や衣料品店、今のところ用事のないバイク・自転車店、時計店、品揃えにいささかの偏りがある文房具店(店頭よりも学校・企業向け主体のよう)、本当に聞いたことがなく業種の想像すらつかない店もある。もらって使う見込みがありそうなのはなんと3店舗だけだ。そして使用期限1月末!
という状況で、ありがたいことに3店の一つ、山下にこにこ庵賞をもらったのでそれで買い物をしたというわけ。それにしてもなんていいアイス。これからも機会があったら買いに行こう、と思うほど。
無印良品近所店(玉野)ができて初めての冬を迎えている。例年シュトーレンの噂は聞いていたがわざわざ遠方に買いに行くほどの気持ちはなく、まあいつか食べられたらいいかなと思っていた。出足遅くようやく立ち寄ったときには売り切れていたりしてね。
さて、これが文化や習慣や、適切かどうかは自信がないけど民度などと表現してよいだろうか。毎週用事で近所店を訪れるたびに覗いてみるんだけど、少なくとも三週間にわたって店頭に潤沢な品揃えを確認している。こうも残っているともはや物珍しさはなく、もう別にいいかな、と思ってしまうのは不思議なところである。何年も頭の片隅に浮かんでいた割に、まだ買ってない。
有名店「ドンク」の製造なんですってよ。おいしくないわけがない、と評判高い。おいしさの一部を砂糖の量が担っているとしたら、あれほどの値段でおいしくできないわけがないというくらいのいい値段。
しばらく前に開店し、一度も入ったことがなかった近所のカレー店に行った。特に店名は書かないが INDIAN RESTAURANT を名乗っている。店内にインド国旗が飾られている傍ら、ネパール国旗や、たぶんネパールの土産物店で買えそうなヒマラヤ山脈のポスターとかが貼り出され、立派な刺繍の飾り付けも。
聞けば店員は皆ネパールの人らしい。えー。別にカレーにナンがあるわけではない。いやナンはあるんだけど、ネパールはインドではないんだ。もしインド人だったらクリケットワールドカップ公式ショップでの代理購入を頼むきっかけになりはしないものかなと思っていたから、ネパールの人ではクリケット談義が弾むとは思えない。メインどころの食事はよかったんだけど、ついでの目論見を果たすための足掛かりにはならなかった。
今日、リーグ最終戦はインド対オランダ。インド、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドの4強は決まって、後はインドの全勝がかかるだけの、まあ消化試合である。2勝6敗で得点率最下位のオランダ(インド戦で記録的大敗を喫したスリランカより悪い)がインドに一矢報いることができるとも思えないし、ちょっと盛り上がらない最終戦である。
コンペイトウ王国のずっと下のほうで触れられている「90分キャンディ」が、「日本一のだがし売場」に売られている。以前に目にして以来心に引っかかるものがあり、今日行ったときに(子供の遠足のおやつを買うのに選択の幅が馬鹿みたいに広がる大変な品揃え)、なんか買っておかなくてはならない気がして購入を決意した。一個220円もするんだから…。
静岡県の漁港そばでなかったか、このコンセプトの飴を作っているところがどうやらあって、それをテレビで見たことがあった。改めてたどってみると、北海道の漁師のリクエストで開発したのがまさに大阪(八尾)のこの会社だそうだ。じゃあテレビで見たのはこれか。記憶が静岡県にすり替わった理由はわからない。
とりあえず90分キャンディは45分もった(商品名に平均的な時間を採用する必要はなさそうだ。個人差がある中での長時間側の特異値で90分の人がいたのかもしれない)。持ち手が紙製なのには改善の余地がないのかな。竹串なら溶けなくていいと思うんだけど、もしかして飴の食いつきが悪くて取れてしまうのかな。
2年(※個人の感覚です)にわたって「UCC珈琲探求バラエティパック」(購入目安@50円)を飲み続けてきた。UCCコーヒークーポン収集のためである。以前は日本の都市シリーズも飲んでいたがそれがどうやら販売されなくなって、今は珈琲探求一本槍である。
通算10年(※個人の感覚ですが的外れな数字ではないと思う)にわたって貯め続けてきたコーヒークーポンも、いよいよ目標点が近づいてきたため、気を緩めて他の安い「UCC職人の珈琲」(購入目安@25円)を久しぶりに買ってみた。珈琲探求のほうに急にさらに高い値札が付いていたので思案して見つけた妥協点。さて、味は、なるほど安さの理由がわかる。
高い方向に目を向ければなかなか限りがない(あるけど、一応そういう言い方なの)。ラーメンでいえば一杯400円か600円かで比べている感じなのかな。何も3000円のラーメンを食べたいわけではないのです。コーヒー好きという理由で買っているのではないし、ただ普通の人がなんとなく飲むにしても、職人の珈琲では物足りないかな、せめて珈琲探求かな、という感覚に至ったのだということを言いたい。
昨秋、サツマイモの収穫を待ちすぎた上に直播きでスタートしたタマネギは、秋の間に思うほどの成長を見せず、間引きを検討するまでもなくあきらめて放っておいたら春から少しは育ってきた。けどろくな土でないこともわかっている。
先々週の時点で最大の直径4cmほどのを中心に8個をインスタントラーメンと一緒に茹でて食べた。その翌日、突然の筋肉痛でインフルエンザようの症状から一週間以上の不調(二週間経っても治った気がしないが、十日ほどで峠は越した感がある)に見舞われ、タマネギを疑うことなくこれはインフルエンザだったのだろうと考えている。家族の誰にもうつらなかったのは幸いだ。
先週、今度は適当な8個を刻んでよく炒め、インスタントラーメンとともに食す。食生活が乏しくないかこれは。
そして今週、いよいよ葉のほとんどが倒れ、これ以上の成長が見込めないと見限り、残るすべてを収穫した。85個くらいあったかな。上と下をカットして皮をむく作業で、ああこれこそがタマネギだという目へのしみ具合。フライパンを満杯に埋め尽くしたタマネギをちょっと煮て、うん、まあ、おいしいというか、別にまずくはない。ただ多すぎる。ニンニクは一度に食べ過ぎると内臓が悲鳴を上げるというが、タマネギは別に毒もないというし、実際アウトバックステーキハウスでタマネギフライを死ぬほど食べたこともあったし、それであるだけ全部作ってみたんだけど、多すぎた。
小さい子供に無理して食べさせたいものでなく、このせいじゃなかったとしても直後に体調を崩されでもしたら非難は免れないので、昼といわず夜といわず、二日がかりで一人で全部食べた。育てといて自分がいうのもなんだけど、あんな花壇の一角で作った物は、あまり気分のいいものではなかった。
店で見る大きなタマネギの立派さに感服してやまない。
「ペットボトルを潰す」という方法に自力でたどり着いて、念のためネットで検索して出てきたのがこのリンク先。かつてテレビ番組「伊東家の食卓」で紹介されるもどうもガセネタ呼ばわりされているらしい。
えー。効果を実感しているんだけどな。最初は、そうして負圧を与えることで何らかの効果を生んでいるのだろうと考えたもののどうも理屈に合わないというかピンとこないというか釈然としないというか。ふたを開けたときにボトル形状が元に戻ろうとするかと思いきやすっかりその形に落ち着いている。ではもっと単純な話なのか。ふたは皆が思うより優秀で、気体の抜けは顕著でない。ただ開け閉めをするごとに抜ける量の違いなのだろうか。
ペットボトル自体も何度かの技術的ブレイクスルーを経て現在に至っており、20年前とは状況が違う。必要な強度を保ちつつプラスチック使用量を減らしていて、少なくとも20年前よりも柔軟になっている。3年前の検証で「形が戻っている」というのも信じがたいが、つぶすときにボトル本体に傷が入ったのではないか。
飲みもせずに5日間放置する検証方法もなかなかな実態にそぐわない気もする。そういうことがないわけではないけど、まあ、毎日少しずつ飲むほうが自然なのではないだろうか。そうして毎日つぶしながらふたをして飲んでいると、実際に普通より長持ちしているような気がする。ただ比較検証するまでの意欲はないのでご報告はここまで。
倉敷市出身の将棋十五世名人大山康晴にちなんだ「大山名人もなか」を販売する文近堂は、三年くらい前に移転して現在の店構えらしい。以前はこっちから行くとちょっとした道路の右側で、駐車場が少なく混雑時に入れなかったら困る(自動車の運転があまり得意でなく苦手意識がある)ので久しく行っていなかったのが、今度は妙に辺鄙な場所になって、駐車場に問題はないけど道中に見通しが悪く狭い箇所があったりする。なんだよあの道。
店はきれい。「大山名人もなか」は一個170円。前に行ったときは110円だった気がするんだけどあれは11年ほど前だっただろうか。将棋の「歩兵」をかたどったもので、大山名人が好んだ駒らしい。対局に18枚使われることを意識して18個買った。別に化粧箱に入れてくれなくても、駒袋みたいな物のほうがウケると思うんだけどな。箱代300円別なのか。ますます袋でよかった。
あまり日持ちせず、製造後5日目安っぽい。よそ様への手土産に悪くないと思うんだけど、そういうわけだからたぶんその店に行かないと買えないし、相手先に渡った時点で二日三日過ぎたりしたら、18個も持って行って誰が食べるんだって話になる。なかなかちょうどいい場面がないから、11年ぶりも致し方なしといえよう。
よその人の注文を見て怖じ気付いていたカツカレー。他のメニューも総じて多すぎるこの店はクレド岡山ビルの脇から入るアンダーグラウンドに存在する。今日はベストコンディションと判断し、ついに自身初めてのカツカレーである。最初に出てくるスープをおいしくいただき、メインメニューが運ばれてきたのを見て思うのには、やっぱりサービスランチでよかった…。
背筋を伸ばして、自分はカレーを食べる機械だと言い聞かせながら黙々と食べ進めるも、4分の1くらいで早くも不穏な気配が出てきた。さらにサラダが運ばれてきて精神を乱される。結局、6割ほど食べたところで力尽きた。
店では持ち帰り容器(輪ゴムとビニール袋もセット)を50円で販売していて、敗北者の証としてこれを購入し、残ったカレーを泣きながら詰めて持って帰った。
家でこれを夕食に頂戴するために皿に移したら、普段の一食分を超えるくらいあった。
これが私の経験したオリアンのカツカレーの全てである。最初から半量で注文する人もいるよ。
もんだい
生活保護の人が優雅にアフタヌーンティーを楽しんでいます。何と呼ぶでしょう
こたえ
保護の紅茶
UCCコーヒークーポン収集のためにドリップコーヒー珈琲探求シリーズをずっと買っていて、一杯60円程度である。そう思うと、上の紅茶ティーバッグなんかずいぶん高そうに見えたけど、後の掃除や砂糖(ここでは蜂蜜の風味)の用意などの一切が不要なお手軽パックだから、同じ一杯60円ならまあ日常的に飲んでもいいかなと思い買ってみた。さすが紅茶ティーバッグとしては高値につくけどいい味がしますな。朝のコーヒーに午後の紅茶を合わせて日120円の贅沢である。
安い麦茶パックが、だいたい1リットル5円である。それも水出しOKで水道水直使用の低コストで、突き詰めたらそれで足るところなんだけれども、煙草を一日290円分吸う人と比べれば……あれ、カラムーチョを毎日食べていちゃ駄目なんだな。いろんな物がだんだん高くなってんね。