10月5日、日本では小室圭の誕生日とされているこの日、クリケットのワールドカップが開幕した。11月19日の決勝まで祭典は続く。
細かいルールは知らないんだけど、まず50オーバー勝負らしい(1オーバーは6球。反則投球のノーカウントがあるので300球を超えることもある)。300球か10アウトを取られるまでに何点取れるかの勝負である。
インド開催で日本との時差は3時間半。今のところ日本時間で試合開始が午後5時半と午後2時の回がある。一方の攻撃で3~4時間かかるので、一試合は一日仕事となる(20オーバー制は試合時間が3時間程度と短く、もともと一試合に5日間かかっていたイギリス発祥のルールがインドで改良されたより爆発的な人気を博して現在に至るのだそうだ。50オーバー制はちょっと長いほう)。
そんな事情で、一方の攻撃が終わった時点で試合結果を見る前に寝ることになったりする(公式サイトでは、文字ベースで一球ごとの実況と累積データが即時に上げられる。ハイライト映像が稀に挟まるものの、たいていはスコアの数字を眺めているだけだ)。昨夜はパキスタンが好調のうちに攻撃を終えた。50オーバー打ち切って286得点。オランダ(イギリス連邦以外で稀有なワールドカップ出場国)の出足は鈍く、今朝見たら205点しか返せずに負けを喫していた。
さて、一昨日のイングランド・ニュージーランド戦なんだけど、49オーバーまで頑張って10アウト、ほぼ50オーバーをしのいだイングランドは282点。これが多いのか少ないのかよくわからなかったんだけど、別に悪くはないんじゃないか、とは思っていた。実際翌日のパキスタンが286点だったし。ところがニュージーランドの攻撃が終わっての試合結果を見ると「9ウィケット」。ワールドカップでこんな大差がつくものなのかとびっくりして過去大会を見ると、9ウィケット差もないことはなかった。ただそのときは対戦相手が100点台で終わっているときで、282点をそんな…。
後攻が勝利したときは、先攻の得点を上回った時点で試合が終了するから、ウィケットと呼ばれるアウト差で表現される。つまり、ニュージーランドが1アウトしか取られずに283点に到達した。イングランドが前回優勝国と聞いてますます混乱していた。いやいや、パキスタン・オランダ戦くらいのスコアが自然よな。
イングランドが打てないわけじゃないけどニュージーランドが無茶苦茶に打つ感じ。投手の力量もあるのだろうけどもともとアウトの取りにくい競技で、強い同士のアウトは運任せみたいなところがある。だからたまたま投手全員が不調だったというよりは、投手全員が不運だったというほうが適切な気がする。素人が数字だけを見て言う感想なので適切も何もないけどな。
今日はバングラデシュ・アフガニスタン戦。張り切っていこう!