映画『テッド』R15+版予告編
テッド
※完全ネタバレ注意
この映画、CMから気になってて やっと見たー。
まず お茶の間で見られないような下品な場面が
多くあるので、苦手な人は苦手かも?
ストーリーは単純明快で、友達のいない主人公の
願いが叶い、クリスマスプレゼントに親から貰った
クマのぬいぐるみtedが、魔法によって命をふきこまれ
主人公の親友となる。
ここまでは、何だか絵本的な気がしなくも無いけど
そうでもない。
皮肉がいっぱいで、ジャスティン・ビーバーもすぐ飽きる
なんて言いたい放題な(笑)内容で
可愛いはずの、ぬいぐるみのtedが、やたらに
マリファナきめたり下ネタ満載で、
主人公も大人になっても いつまでも このクマと
羽目を外してダラダラしており、恋人に呆れられたり。
全く可愛げのないはずのtedなのだけど、
やっぱり ぬいぐるみは ぬいぐるみなのだ。
主人公が、自分は大人にならなくてはと思い、
tedに独立してもらい、別れて暮らすことになるのだが、
帰っていく主人公を、そっと寂しそうにドアから見ているtedの
可愛さと言ったら。
どれほど下品でも、ted、憎めないわ。
主人公と喧嘩もし、これが意外に強かったりもする(笑)が、
彼女にふられた主人公に、一生懸命よりを戻すよう
説得したりとかして。
あの小さなぬいぐるみの体で、背広を着たり
ちょこまか動いたりしていると、物言わない時とかもう
すんごい可愛い。
ラストでは変質者に拉致されて、結局逃げるんだが
胴体を引きちぎられて、ただの ぬいぐるみになってしまう。
普通に、ぬいぐるみが引きちぎられるとか
絵的に本当に辛くなる。
tedだったら なおさら可哀想で。
ただの ぬいぐるみになってしまい、
友を失って落ち込む主人公といる、彼女が願いをかけて
tedは復活できるのだけど。
全然期待してなかったけれど、
本当に可愛いくて、にくめない。
いちいち 可笑しいし。
下品な冗談って、いまいち得意ではないのだけど
tedは なかなか。
人にお勧めするような映画ではない。
でも、観て良かったw