今日は第1次世界大戦が起きた日です。オーストリア皇太子が殺害されたあのサラエボ事件をきっかけに第1次世界大戦が勃発しましたこれが5年にも及ぶ悲劇への始まりでもありました。あの頃は、人々はまだ疑うことを知らなかった。ロマンにあふれた遠足・・・。荒々しい、男らしい冒険・・・。戦争は3週間。出征すれば、息もつかぬうちにすぐ終わる。大した犠牲を出すこともない。私達は、こんな風に1914年の戦争を単純に思い描いていた。クリスマスまでには家に帰ってくる。新しい兵士たちは、笑いながら母親に叫んだ。「クリスマスに、また!」
なんて言葉があるほどほとんどすべての人間はクリスマスまでに戦争終わると思っていたがおよそ4年もの長期戦兼悲劇の戦いになるとはだーれも思っていなかった。
ただし、キッチナー元帥のように戦争が少なくとも3年以上は続き、これまでの戦争からは考えられないほどの犠牲を必要とすると正確に予言した者もいます。
そして第1次世界大戦が終結することになったヴェルサイユ条約をフェルディナン・フォッシュは「これは平和などではない。たかだか20年の停戦だ(Ce n'est pas une paix, c’est un armistice de vingt ans.)」 と事実上皮肉を込めて(?)批判してます。そして彼の予言通りほぼ20年後に停戦が第2次世界大戦という形で破られてます。
そして第1次世界大戦を見て思った、日本がアメリカ主導(?)集団的自衛権をきっかけに第3次世界大戦の引き金を引くことになるかもしれないと。共謀罪法モあいまって。