森友学園への国有地売却の問題で、財務省の職員が学園側にうその説明を求めていたことに関連して、経団連の榊原会長は9日の記者会見で「この問題をないがしろにしてはいけないし、国民として本当にざんきに堪えない。文章の改ざんだけでも言語道断だが、今度の口裏合わせも、まさに言語道断だ」と厳しく批判しました。「以下略」
元公安調査官である菅沼光弘氏は、世界の表も裏も知り尽くした「日本最後のスパイ」と呼ばれた男である。直撃インタビュー第1回では、北朝鮮という国の真実を語ってもらったが、今回は、天皇退位を控え「皇位継承」「女性宮家創設」など数々の問題で揺れる天皇家についても伺った。今、天皇家でいったい何が起こっているのだろうか? そして、米朝戦争は勃発するのか? 日本は戦争に巻き込まれるのか――?
菅沼光弘氏
■戦後フリーメーソンに支配された日本
――先生の共著『世界のどこにもない 特殊なこの国と天皇家の超機密ファイル』(ヒカルランド)のなかで、「アメリカが今、天皇制を廃止をもくろんでいる」というお話しをされていましたね。
菅沼氏(以下、菅沼) 今、憲法改正の問題が出てきているでしょう? でも、私に言わせますと、形式はともあれ、実質的には日本国憲法は日本に主権がない時期にアメリカ占領軍が作った憲法なんです。したがって、本来は、日本が主権を回復した国際法にのっとり、無効宣言をすべきだったのです。
――戦後GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)によって作られたんですね。
菅沼 そう。GHQです。そして当時の占領軍の最高司令官はマッカーサーだったでしょう? マッカーサー元帥というのは、有名なフリーメーソンの会員なんですよ。
――フリーメーソンは、陰謀論的には“悪巧み”をしていると言われていますよね。でも最近、フリーメーソンの人が表に出ることで「陰謀団体ではなく単なる友愛団体」だと主張しています。
菅沼 フリーメーソンは今や公然と外に出て来ましたが、以前は潜んでいました。今、東京にあるフリーメーソンの一番大きな集会所は、東京タワー近くの森ビルの中にあります。そこに元々何があったかというと、日本帝国海軍の水交会の建物がありました。その建物を米軍のフリーメーソンの施設として接収したんですよ。水交会は放り出されたものですから、原宿にある東郷神社の近くに移りましたが。
つまり、占領中は東京タワーの下が米軍のフリーメーソンの本拠地で、マッカーサー以下、当時の占領軍の上級士官など、多数のフリーメーソンの会員がそこに出入りしていたわけです。戦中の日本では、外国の秘密結社に入るのは禁止でしたし、もし入れば逮捕されました。ところが、マッカーサー率いる占領軍の高官たちがフリーメーソンだったので、戦後、彼らに加入を働きかけられてフリーメーソンに入った日本の要人がとても多かったんです。戦後、最初の総理大臣の東久邇宮稔彦王や衆議院議長の星島二郎とかね。その筆頭が鳩山一郎さんです。
鳩山さんがなぜフリーメーソンに入ったかというと、当時政治家として圧倒的なカリスマ性があった吉田茂さんと対抗したかったからです。吉田さんはフリーメーソンではないんですよ。鳩山さんは戦前から文部大臣もやっていた政治家でした。なので、敗戦後は公職追放になるかもしれない。それを回避するためにフリーメーソンに入ってマッカーサーのご機嫌を取ろうとしたんです。それに、フリーメーソンの後ろ盾を得て、吉田さんに対抗しようと思った。
――日本の政治のトップは、戦後フリーメーソンに吸収されてしまったのですね。
菅沼 フリーメーソンのスローガンは「自由・平等・博愛」と翻訳されていました。フランスの3色国旗を意味するトリコロールの通称で有名な「青・白・赤」は、「自由・平等・博愛」を意味しています。これはフランス革命がまさにフリーメーソン革命であったことを象徴しています。でも「博愛」の意味は「すべての人を平等に愛する」という意味ではないんです。英語で言う「フラタニティ (Fraternity)」つまり、「仲間同士の友情」を指すんです。外の人は関係ないんですよ。だから今は「博愛」ではなく「友愛」という言葉で訳されている。鳩山さんの関係者が今も「友愛」という言葉をよく使っていますがこれもフリーメーソンの影響です。
――では、本来は自分たち仲間だけの利益を追求する団体だったんですね?
菅沼 利益というか繋がりも含めてね。「中略」
■天皇制廃止を目論むフリーメーソン
ダグラス・マッカーサー/Wikipediaより
――フリーメーソンの思想で作った理想の国家がアメリカというわけですか。
菅沼 だからマッカーサーは、アメリカの独立宣言や合衆国憲法に従って、戦前の日本の軍国主義的、封建的体制を潰そうと考えた。なので、日本国憲法はマッカーサーのフリーメーソンの思想で書かれているんです。それで、一番の問題は、「天皇制」。「天皇制」なんていうのは、封建時代のものでしょう? だから、こんなものはぶっ潰さないといけないんです。したがって、マッカーサーが最初にやったことは、まず天皇の神格を否定することでした。そして次に、国のトップである元首は国民が選ぶという制度の導入です。フランス革命もそうだったでしょう? 王妃マリー・アントワネットは、ギロチンで首を切られて王政は廃止された。そして、フランスは共和制になった。
――ならば、戦後なぜ「天皇制廃止」を諦めたのでしょう?
菅沼 マッカーサーは、最初は日本の「天皇制」を廃止して共和制にしようとした。ところが、日本政府は戦後処理方針の「ポツダム宣言」を「日本の国体を守る」、つまり「天皇制を維持する」という留保条件付で受託することに固執した。これが第一の理由です。それからマッカーサーが天皇陛下の人柄や、国民と天皇陛下の関係を考えた時、「天皇陛下を戦犯にすると日本は統治できなくなる」と判断したことです。その結果、「アメリカの命令で天皇制をなくして共和制にするんじゃなくて、日本人の自らの意志で『天皇制』を廃止する」という方向に持っていこうと考えたんです。見てくださいよ。憲法第1条に何が書いてありますか? 「天皇の地位は日本国民の総意の基づく」とある。
――じゃあ日本国民の総意がなくなったら「天皇制」はなくなるというわけですね?
菅沼 本来は国民の総意にもとづいてできた「天皇制」じゃないんですよ。日本国家というのは、まず天皇があって、それから国民ができた。これが日本の国体です。国民ができてから天皇ができたんじゃないんですよ。天皇制がなくなれば日本国家そのものが消滅する。だから、アメリカは国民の総意で「天皇制をやめよう」ということにしなければ、「天皇制」はなくならないと考えたわけです。そのためにアメリカはまず何をやったかというと、天皇家の財産の没収です。そもそも天皇家の財政というのは、国民の税金でまかなうものではなかったんですよ。
■フリーメーソンの長期計画によって進められた日本解体
――天皇家は、自身でちゃんと運営していたんですね。
菅沼 そうです。現在、林野庁が管轄している国有林と称するところは、かつて天皇家のものだったんです。森林の収入が大きな財産となっていた。ところが、それを全部没収して、国有財産にしてしまったんです。そして、皇室経済法という法律を作って、何と内廷費まで全部国民の税金で払うようになったんです。そうすると、どういうことになるかというと……。今、眞子さまが結婚延期でいろいろゴタゴタが起こっているでしょう? 眞子さまの婚約者とされている小室さんに借財があるとかで結婚を反対されています。眞子さまが結婚して皇籍を離脱された時、約1億円もの「一時金」が支払われるのです。それは、国民の税金です。すると、「婚約者の小室さんの借財を税金で支払うことになるのか……?」という反発が出ます。また今、雅子さまが適応障害というご病気でほとんどご公務ができない状態です。なのに、「ご公務をしない雅子さまは、なぜルイ・ヴィトンの高価なバッグを持っていらっしゃるの?」という疑問の声も出てきます。そうすると、週刊誌でも書かれているように、「こんな人たちを国民は税金を払ってなぜ養わないといけないの?」という論調になってくるんです。そういった「天皇制」に対する反発の空気が国民から出て来るのをアメリカは待っているんです。
――そうなるといずれ「天皇制」はなくなると思いますか?
菅沼 それは、国民の総意にかかっています。ただ、アメリカはそれを望んでいる。今度の天皇陛下の退位の問題だってそうですよ。なぜ、このようなタイミングで退位されるのか不思議です。今の天皇陛下というのは、戦後は皇太子でまだ子どもだった。その時、アメリカからヴァイニング夫人という人が家庭教師についたんです。
■天皇家から国民まで!教育によるフリーメーソンの洗脳支配
――まさか、そこでフリーメーソンの思想を植え付けられたんですか?
菅沼 彼女はフリーメーソンではなくて、プロテスタントの一派であるクエーカー教徒でした。ただ彼女は、皇太子に民主主義を徹底的に教えました。つまり、アメリカは戦後の対日政策で何を重要視したかというと教育なんです。戦争が終わった時、私は小学校4年生だったんです。私らはまだ「鬼畜米英」と教育されていた世代でした。なので、私も60年代安保反対デモもやったんですよ。東大生の時、私はボート部に入っていて体がでかかったから、「行け!」と言われたんですが(笑)。みんなでアメリカ大使館に行って「アメ公帰れ!」と激しい反米抗議デモをやりました。戦時中に培われた「反米思想」があそこで爆発したのだと思います。
――戦後も「反米思想」があったのに、どこかでなくなったんですよね。
菅沼 それは、私達よりも若い世代の子どもたちに、徹底的に民主主義教育を行ったからです。戦後、まず東大と京大の総長2人がプリンストン大学に呼びつけられ、民主主義教育とは何かを徹底的に叩き込まれた。日本の学問は東大と京大が中心でしょう? なので帰国後、彼らはアメリカから命令されて民主主義教育を指導した。どうやったかといえば、全国の小学校から優秀な若い教師を東大や京大に集めて徹底的に民主主義を教えたんです。やがてその教師たちがモデルとなって、全国各学校に一人ずつ配置されて民主主義教育を行った。
――日本国民は、みんなアメリカつまりフリーメーソンに洗脳されたんですね。
菅沼 そこから、日本の世の中が変わって来た。その教育を受けた子どもがみんな大人になって、社会の指導的な立場になると日本社会全体の、たとえば天皇に対しての気持ちも変わって来たんです。
――まさか、眞子さまのご婚約者の小室さんってもしかして「天皇制」をつぶすためのフリーメーソンの刺客じゃないかと妄想してしまいます!
菅沼 だって眞子さまはどこの大学を卒業されたんですか? 国際基督教大学でしょう? あれはアメリカが作った大学なんだから。そこで、同級生だった小室さんと知り合われたんでしょう?
――なぜこれまでの皇族のように学習院大学ではなく国際基督教大学なのか疑問でしたね。眞子さまだけでなく妹の佳子さままで、学習院大学を中退して国際基督教大学に入学されて話題になりました。
菅沼 ね。だからそういう所にアメリカが引きずり込むんですよ。そうして、皇室の権威や伝統、そういうものをだんだん潰していこうとしている。それから、アメリカが「天皇制」を潰すためにもうひとつ何をやったかというと皇族つまり宮家の数をどんと減らすことでした。
■じわじわと日本を壊すアメリカの陰謀
――なので今、「女性宮家を作る」とか議論されていますよね。
菅沼 皇室典範では、皇位は皇統に属する男系の男子が継承することになっています。神武天皇以来、「女性天皇」はいましたよ。しかしこれは、「男性天皇」が即位するまでの「つなぎ」みたいな形でしたから「女系天皇」ではなく「女性天皇」なんです。もし愛子さまが天皇になられた場合、愛子さまは誰かとご結婚されるでしょう? すると生まれた子どもは、もう男系でなくなる。男系の「万世一系」の天皇制は、ここから崩壊していくんです。今まで宮家はたくさんありました。その中で、天皇の血を受けた男の子もたくさんお生まれになった。ところが戦後、宮家の数を限定したから当然子どもの数も少なくなるし、多くの男の子も生まれるわけがない。でも、悠仁さまがお生まれになったから。これでしばらくは、男系の男子天皇は存続するとは思いますが……。
――このままだと「天皇制」は、先細りですね。日本はいずれ、アメリカに支配されたフリーメーソンの理想的な国になってしまいますね。
菅沼 残念ながら、アメリカの強制じゃなくて、日本国民の総意に基づいてそうなっていくんです。これまで、アメリカは全部そうやってきました。あの人たちは頭がいいから、人の良い日本人はいつも操られているんですね。そして、そのことにまったく気づかない。たとえば、家族制度にしてもそう。憲法では「婚姻は、男女の合意のみに基いて成立する」とある。だけどよく考えてみてください。昔は家と家、つまり家の継承と子孫繁栄のための婚姻だったんですよ。家族のこと抜きにして2人だけの合意に基づいて成立するとなると家族制度は崩壊する。いいか悪いかは別にして、婚姻とは、天皇家の問題も含めて、「末永く子孫繁栄して家を存続させていきましょう」というものだった。「天皇制」の崩壊、「家族制度」の崩壊となると、いずれ日本の国体は崩壊し、結局今の悲惨な個人主義のアメリカみたいになってしまうんです。
■日本は統一された新生北朝鮮によって支配される!?
――そろそろ日本の国体も危うくなり、北朝鮮からミサイルも飛んでくるかもしれない危機もあり、日本の未来はどうなってしまうのでしょうか?
菅沼 平昌五輪が終了すると、4月から米韓合同軍事演習をやるでしょう? 軍事演習をやるということは、半島情勢を緊迫させ、米軍がそのまま北朝鮮に攻め込む可能性がある。だから、みんな恐れているわけですよ。北朝鮮のほうもその可能性があるから、やめろと訴えているんです。アメリカは、爆撃機や原子力空母、原子力潜水艦を朝鮮半島周辺へ結集させることで軍事的な圧力は与えています。ですが、ピンポイント北朝鮮の核ミサイル基地を攻撃しても、本当に金正恩政権をつぶすことにはならない。なので、北朝鮮に地上軍を送り込むしかないんです。そして、北朝鮮に最初に攻め込むとすれば沖縄のアメリカ海兵隊でしょう?
今、海兵隊は沖縄に二個師団駐在しています。ですが、そのうちの一個師団はオーストラリアに移住している。そして、もう一個師団はアフガニスタンに行っている。なので、有事になった時、北朝鮮に即時に攻め込む師団がないんです。韓国にはアメリカ陸軍第8軍が駐留していますが、戦闘能力が全然ない。司令部要因とか軍資を補給するとか、通信をして情報を送るとか、そういう人たちはいるけれど、実戦で戦える兵士がいない。では、「韓国軍が戦えばいい」となるが、韓国軍もすっかり堕落している。昔の韓国軍はものすごく強かったんです。なぜなら、日本帝国陸軍の精神を受け取ってぶん殴ったりして鍛えていたものだから、精強な軍隊になっていたわけです。ですが、今の韓国は少子化が進んで一人っ子が多い。日本よりも生まれる子どもが少ないんですよ。だから、子どもをぶん殴ったりすると、軍にお母さんが飛んで来て抗議する。司令官はクビになってしまうから大変なんです。それから、子どもにはできるだけ安全な場所に配置させたいという親の要望がある。なので、今の韓国軍は、本人の了解を得てから配置を決めている。
――ということは、誰も戦わないので戦争にならないですよね。
菅沼 こういう状況では米韓の軍隊も戦えないし、現実的に北朝鮮に攻め込むということはできないでしょう。なので、アメリカは戦争はしたくないんです。いや、戦争はできないのです。
――韓国と北朝鮮の南北統一がそろそろ実現しそうですね。
菅沼 朝鮮半島の情勢が緩和されることは、日本にとっても好ましいことですがそればかりではありません。北朝鮮は、核兵器を持っている。核兵器の政治的な威力というのはものすごいんですよ。たとえば、北朝鮮主導で南北が統一するとします。そうすると、韓国の経済力と北朝鮮の核戦力が結びつき、さらに7000万以上の人口を持つ大国が実現します。しかも、南北の共通点は「反日」です。「反日国家」が団結するんです。すると日本にとって最大の「反日」国家が誕生し、これからの大きな脅威となるでしょう。まさに悪夢です。
アメリカのフリーメーソンによって「天皇制」が廃止が計画され、日本の国体が解体されようとしている。さらには南北統一された新生北朝鮮によって日本はさらなる脅威にさらされる。少子化が進む中、日本はこのまま消滅してしまうのだろうか? 国難の時代である今こそ、生き残るためにも日本国民は本来の霊性を取り戻し目覚めて一致団結して戦わねばならないのだろう。そして、メディアが報道しない世の中の真実を知る菅沼氏の警告に、我々これからも耳を傾けることで日本の生き残りに繋がるに違いない。
(取材/文=白神じゅりこ)
http://tocana.jp/2018/04/post_16470_entry_4.html
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本当にフリーメイソンは天皇制廃止狙ってるのか?それに本当にマジ情報なのか?確かに納得いく部分はあるが…
追記・距離250mx20+350mx10;
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