ねこさま飛ぶ。

ニコンD70

昨日、雨(今日もひきつづき雨)ふり、寒かったので、前日のびょーきにゃんは、どうしただろう?と気になる。
雨にぬれてあのままいるわけはないだろなと思いつつ、もしいたら保護っきゃないなあと、とりあえずボロTシャツ(くるむため)をカートにつっこみでかけてみる。
いたら保護して、その足で、近くの動物病院へいくつもりで、大金(←うそつけ)も用意する。入院は、金かかるので、みてもらってなるべく、あとはうちに連れて治療しよう。
元気になったら、ダメモトで里子募集だな、などと思い向かう。

やはりいるわけなかった。
ジャリ庭の中をのぞいたり、周辺を歩いてどこかにいないか確認。
影もかたちもない。
去りかけながら、もう一度そこの庭をみると、黒いねこの死体のよーなものが目にはいる。
え?なに?なんでねこの死体が?とどっきりして、ひきかえす。

みるとクロネコの鉄板でできたオブジエが、じゃり庭の中にたててある。ねこをぶらさげたよーな形状で、遠目には、ぎぐっとしたが。
そこの道は何回もとおっており、庭も何回もみていたが、そんなのあったのは記憶にない。
気づかなかっただけかなあ?

まさか昨日か今日たてたのか?などと思いながら、少し楽天的思考にかたむく。
あんな猫の飾りを庭におくくらいなら、猫ずきかも。
猫ぎらいは、猫の飾りだっておかないだろう。(そこんとこ不明だが。)

あそこのお宅で、保護されてたらよいなあなどと思いながら歩く。

でかく洒落た建物で敷地もあるお宅なので、金もありそうだし、わたしなんかが保護するより、よほど幸せになれる。
うちにつれてきても、先住猫がわんさといては、猫にとって幸せとはいえない。
雨露しのげるというだけのことだ。

現実に、うちの猫たちだって、ショバ争いのこぜりあいが、日常的におきている。
とくにヒマラヤンのかすみは、風体が異質のせいか、ふー、さつきと折り合いがわるく、側にいっただけで、びびって(うーと唸りながら)、逃げてしまう。かわいそうだなと思うが、どうすることもできない。



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