教えてもらった！斎藤さん

仙台にはカリスマ気象予報士（自称）がおります。斎藤恭紀さんです。

今年の３月まで東北放送（ＴＢＣ）のお天気キャスターをされていました。

同局の朝のローカル情報番組『ウォッチン!みやぎ』では私立ＴＢＣ気象台と称し

独自天気予報や、「教えて！斎藤さん」、「アメダスの旅」など人気コーナー

を担当し、同番組の視聴率ＵＰの立役者でした。

ＴＢＳ系『みのもんたの朝ズバッ!』お天気コーナーのお天気キャスター

「根本くん！」の師匠でもあります。

その斎藤さんが３月にＴＢＣを退社され、個人事務所を立ち上げました。

今日は、ある企業のイベントでその斎藤さんの講演会に行ってきました。

演題　～人気気象予報士が危惧する温暖化～

「地球の発熱のこと、教えて！斎藤さん」

内容は環境の事、地震や梅雨明けの時期、温暖化と洞爺湖サミットの話題、

とても興味深いものばかりで、面白おかしく、真面目で深刻な内容を

話されていました。

宮城県沖地震は必ずやってくる！自信たっぷりに不安を煽って、備えあれば

と力説しておりました。確かに来るかどうか判らない災害を心配するより、

来る事が分かっている災害に対しては、しっかりとした防災対策を施す

ことにより、被災を少なくし、命を守ることができると理解しました。

私の住んでいる町も大きな被害を被ると断言。ちょっと心配。

気象庁が発表した今年の夏は平年並みもしくは暑い、との予報にもの申す！

と言わんばかりに冷夏になる可能性の証拠を並べ、面白く解説してくれました。

地球温暖化が進むと、宮城は冷夏になる？だんだん難しい話になってきました。

仙台の６月～８月の平均湿度は全国でも水戸に次いで２番目に高く、

全く晴れない日数は全国一だそうです。

つまり、この時期の仙台は「日本一洗濯物が乾かない町」。

だから、家に帰って奥さんに「乾燥機買おう」って、家電メーカの回し者か？

世界最大の温室効果ガス排出国であるアメリカ合衆国はなぜ、京都議定書に

参加していないのか。このあたりは大変興味深かったですね。

諸説いろいろあるようですが、斎藤さんの話が一番面白かったです。

そんなこんなであっという間の講演会でした。

これからも活躍を期待しております。また、どこかでお聞きしたいですね。