12月21日まで季節は二十四節季、大雪という時期に入っております
で、その時期が過ぎますとクリスマス、晦日、正月と
新たな年を迎えてまいる訳ですが
そう言った意味では今年一年を振り返るそんな時期でもある訳です
「来年の事を申せば鬼が笑う」とも申しますが
同時に笑われつつもそろそろと
新年を迎える準備も少しずつ始めていかねばなりません
まあ正月と言えばおせちにお雑煮と言ったところですが
更にもう以前のような事はございませんが
この時期には夜を徹して遊ぶなんて事もございましたな
いわゆる「徹夜」って奴でございまして
眠い目をこすりながらも色々な過ごし方がございます
あれは確か裕也さんのニューイヤーロックフェスが終わって
元旦にそのまま車を飛ばして
京都まで夜通し車で移動した事がありました
と申しますのも正月から京都のママリンゴに
私が単独で箱に入る事になりまして
1 この雑煮は美味い!
ママリンゴの寮に泊まり込み
一か月の出演契約となっていた訳です
で、その時の話なんですが
演奏内容の事はさておきまして
店がはねた後の事なんですが
毎晩のように私は店長そして店のマネージャーのつるちゃん
後は五輪真弓のベーシストだった入江のおっさん
そして店の常連数名で
店長の家に赴き、夜通しでポーカーに興じておりました
他のメンバーは他の店に飲みに行ったり
寮でおとなしく休んでいたりと各々勝手に過ごしておりましたが
店の誘いもあって無碍に断るのもなんですから
私が代表して店側とのコミュニ―ケーションを兼ねて
参加していた訳です
まあ、もともと勝負事ですので
円滑なコミュニケーションとはまいりませんが
正月、寒い京都の街
雪の降り積もる庭を横目で見ながら徹夜でポーカーに興ずる
これも又、今では決して叶わないであろう
(体力的にも集中力の面からもです)
若い思い出として忘れられない状況でもあります
で、今日はその時ゲームの最中に頂いた雑煮の話なんですわ
良い思い出というものは視覚、聴覚、嗅覚だけでなく
味覚も合わさりますと更に鮮明に心に刻まれ
いつまでも良い思い出となって残ってまいります
いや、私は東京育ちなもので
雑煮から連想するものは大体皆様と大差ないと思いますが
そのとき出されたお雑煮の事なんですが
想像を遥かに超えた逸品でございました
簡単に説明すると
まず白味噌関西風のお雑煮の上に
とろろ糸昆布が大量に乗っておりまして
後は丸餅ですとかの具材
そして極めつけは大量の砂糖をかけると言うもの
うわっ.......砂糖ですか....それはいけませんでしょ
まあ、当然そのように思う訳ですわ
ところが私以外の京都人は全員大量の砂糖まぶし......
躊躇も何もありません
ただ黙々とポーカー手札を一目し
チップを積み上げ「コール!」の一言と共に
ずずっと雑煮を頂いている訳ですわ
勝負事は「掛け引き」そして「ながれ」というものが重要ですので
それなら私もここはひとつ勇気を出してと
場の空気に準じて恐る恐る砂糖を塗して頂きましたわ
で、今回の表題となる訳です
雑煮一つでも地域格差それに文化の違い
正に千差万別ですな
東京と京都でさえここまで違いがあるんですから
日本各地様々な雑煮が存在するのは明らかです
出来うるなら来年の正月には様々な雑煮を食してみたい
自分の狭い料簡をいつまでも広げて行きたいと
心から思う次第でございます
という事で今夜は「とろろ昆布うどん」を頂いたところから
とろろ昆布の雑煮の事を思い出して本日の話となった訳ですが
寒い夜に熱いうどんは格別です
え~と、しかしまあ、砂糖は今回は遠慮しておきますわ
Shakin’ All Over
2 ヒートショックプロテイン
先日本年最後の掛かり付け問診に行ってまいりまして
多少冷えてまいりましたので
若干血圧の値が上がっておりましたが
他は異常無しでした
これからクリスマス、年越しを迎えるにあたって
注意事項を頂きつつ 特にヒートショック防止のレクチャーと
お薬頂いて戻って参った次第で
いやあ、実にお風呂場で亡くなられる方が多いんだそうですな
私クラスの年齢の方々
一説には交通事故で亡くなられる方より多いそうで
本当に気を付けて注意を持っていかねばなりません
諸注意事項はネットに上がっておりましたので
良く読んで冬場のお風呂に対処してまいりたいと思います。
Showdown
3 悪爺達の歳の瀬ポイ活(改)
脳の活性化の為月に一、二回雀卓を囲むのですが
最近の我々悪爺仲間達のトレンドという事では
Mリーグの「女流プロリーガー押し」がよく話題に上っております
まあ、アイドル押しという事では
「世間で言うところの押しメン」と大して変わりありませんが
「さきちゃん」とか「さやか」ちゃんとか
聞いていてちょっと恥ずかしくなる事もあります
まあ「いい年して」は我々の間では禁句でありますが
なんにせよ、入れ込むのは大いに結構です
と同時に更に話題に上り熱く語られるのが「ポイ活」
これは何かというと現金を持たずスマホ決済をして
付与されるポイントを獲得するという
現金至上主義の我々クラスにとっては
まさに大きな転換期を迎えているという事であります
我が国の貨幣通貨の単位が円から
ポイント、マイル、等に変わりつつあるのではないかと思うような
決済時の『ペイペイ!」とか『ワオ~ン!」とかは
鳴り響きますとこれもちょっと恥ずかしいところであります
更に年金補助とか区の特別交付とか同じく調べたり学んだりすると
「知らなかったお前が悪い」を正に地で行くような構造になっておりますが
それだけに特典とか特別クーポンとか
特に今の時期12月27日迄東京都では特別支援事業として
そういったアプリでバーコード決済すると
なんと10パーセントがポイントとして戻って来るという特典
キャッシュレス時代の「いけてるお年寄り」を目指して
情報交換の話題が月一の卓上に飛び交っておる状態でございます
いやあ...確かに便利っちゃ便利です
しかしながらいざ決済にあたりますと
「これはこの店では使えません」とか
全国共通の通貨とは勝手が違いまして
更には「チャージの仕方も千差万別」
会員登録の際の認証に慌てたり
ポイントはこれはつきませんとか
いくつかの問題をクリアしつつ
何か正直言って
小学生の頃のポイント集めを思い出しまして
ちょっと小さな満足感を味わったり
脳の活性化にはこれもありかなと思う昨今ではあります
と、申しましても
どの世界にも深浅略という道にも通じる
経験と思慮の区分もありますので
今のところ浅分駆け出しの私ではございますから
決して慣れない案件故、調子に乗らず
巷の「おやじパーカー是非論争」にも少なからず耳を塞がず
その道の達人に指導ご鞭撻を頂戴致したく思う次第です 乙
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