見出し画像

鼓曲萬来

新弟子は女子ドラマー2名

昨日は夕刻より養成塾特別クラスの講義と練習でありましたが

新弟子が二人加わった次第で.....
 
それもパワフルな女性ドラマー2名
自分もドラマ-ですので
まあ、なんというか個人的には非常に嬉しいというか
しっかりと指導して参りたいと思うわけであります
 
一人はKoZue
そしてもう一人は中村華恵
いや、なんというか......
ロッケンローな感じではありますが
いや..まあ、
そういった意味ではイリア等は大先輩な訳で
流れとしては有りの流れですなww
心から期待するところではあります
 
 
和太鼓をやりたいと弟子入りしてくる殆どの方は
宮太鼓や大太鼓といった
和太鼓の和太鼓らしいポジションを望んでくるのが普通でありまして
まあ、それが一般的に当然の事ではありますが
 
我々、鼓絆の特徴的な感じとしまして
BOoWIEの高橋まこと、四人囃子の岡井大二といった
ロック畑のドラマー出身の打ち手が私を含めて3人おるわけで
全くそういったものと縁のない
和太鼓一筋、西野とのセメギあいが
他のチームとは異なり、他に類をみない独特の乗りを形成している訳でございます
 
で、その担当楽器の中でも
私の演奏する二丁囃子という楽器は特に.......
 
簡単に申しますと
狂言回しというか、サニワと申しますか
リズムとメロディーの橋渡しというか
太鼓が気持ちよく打てるような
そんな中音部を主に担当する
そんなポジションで
 
舞台回しや切っ掛けの進行等には
特に気を付けなくてはならない
更に、外国で演奏する時などは
音楽的な通訳迄行うといった
演奏以外にも重要な役割を持った
そんな過酷なポジションでもあるのです
 
特に打楽器となりますと
やはりラテン楽器にはラテン語
アフリカの楽器にはアフリカの言葉といった
言葉との関連性が非常に重要になってまいります
 
当然和太鼓は日本語という事になりますが.....
 
しかしながら、自分もドラマーとしてドラムを演奏する時には
それまで習得してきたロックやロックンロール、ジャズといった
つまり英語圏の言葉と共に演奏してきた訳で
その身体で感じたビート感や、タイム感、そしてグルーブ、音調といった事を
我々の伝統的な和太鼓に少なからず取り入れてる訳でございます
 
新弟子と申しましてもなかなかそういったジャンルから
和太鼓にという方は稀な訳で
特に私の担当する楽器を指導する時に
そういったドラマーとしての経験を積んでいるかどうかは
非常に重要なポイントでもあるのです
 
勿論、和太鼓はドラムとは演奏形態も違いますし
パーカッション類とも異なります
和太鼓には和太鼓特有の世界観や演奏形態もありますので
最初のうちは戸惑う事も多いかと
 
当然、二人とも今後も主軸はドラマーに置いて活動していくとは思いますが
自分がそうであったように
何年かしたら、必ず自分の演奏やパフォーマンスにプラスになる事だろうと思います
 
しかしながら、ドラマーとして経験を積んできただけあって
飲み込みの速さ、勘といい
初回とは思えぬ対応能力....
流石ではありました
 
頑張って欲しい
心からそう願う次第です。          管理人


  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「和太鼓WORKSHOP」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事