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鼓曲萬来

MITCH RYDER & THE DETROIT WHEELS

ロックンロール!

という事で
そもそもロックンロールとは
或る者は「アマチュアがプロに勝つとき」と言い
或る者は1回転して基に戻る時と言う

その定義は個人個人で異なりますが
自分の中で常に確固たる位置を占めている
揺るぎの無い私の人生の基準と確信でもあります

古今東西、今に至る迄、沢山のロックンローラーに魅了され
身体の芯まで揺らがされて来た訳ですが

只それは時代に即して移り変わっていくものでもあり
(ビートルズやストーンズのような別格
或るいはルーツを遡ってのリスペクト感溢れる先達も多々ありますが)

大概の場合、あまりにもメジャーになりすぎて
初期衝動の興奮から遠く離れてしまい
そしてやがて
歳を重ね、サウンド面での変遷、進化に伴いまして
以前のパワーも薄れ
多少の飽きも来て
若い新しいうねりに飲み込まれて
自らの記憶からも滑り落ちていくものでもあります

それでも、今でもその名前を聞くだけで
心から無条件になれるロックンローラーはそう多くは無い訳で

どれ位好きかと言うと、かの時代
一時、自らを「美地雷太」と命名して
少しでも彼に近ずきたいと心から思った次第で

これはあの時代
つまりクラブとかライブハウスが出来る以前の
踊り場において自分の「こうありたい」という願望から
そう名乗り
DETROIT WHEELS 込みでの1つの目標でもありました

ノーミュートのドラム、ブンブン唸るベース
トレブル、バス、ヴォリューム、フルテンのアンプにギター
このパワー以外に何があるというのか

アルバムは全て自分がレパートリーにしたいと思う曲ばかり
本物のR&Bシンガーとも異なりガレージ感満載
そして多分、大概の人は知らないだろうと思える処も
MTV以後,パンク世代のロッカー達も流石に「誰それ?」と聞き返す処も
自分の心を擽る、大きな要因でもありました


曲も怪しさ満点の「地獄の叫び」から

MITCH RYDER & THE DETROIT WHEELS - Sock It to Me (1967) ORIGINAL
 
 

その他挙げただけでも
悪魔とモーリー、ジェニジェニNo2、リトルラテンループルー、
勿論スタンダードのミッドナイトアワーとかウォーキングザドッグとか
スタボーンカインドオブフェロウにシェイクアテイルフェザーなんて渋め迄
もう全てのアルバムが教科書替わりといっても良い程の逸品ばかり
終には こんな渋めまで、踊り場で演奏しておりました

I Never Had It Better
  

我々もよく、2,3曲を無理やり繋いで強引に1曲にする手法を使っておりましたが
それもこのバンドの影響なのでありまして

しかしあれから、もう4,50年
流石にミッチライダーも引退かなと思っておりましたが
デトロイトオールスターズなるバンドにゲストで歌っておりました

Detroit All Star Revue » Mitch Ryder Little Latin Lupe Lu 

 

といってもこれでも10年程前
今も元気でいれば良いんですが

という事で
当時も今も一貫して大好きなミッチーライダー
確かに彼より著名なビッグネームの歌手も沢山おりますが
そういった方達と自分の中で一線を画しておるのも
あの頃毎日のようにメロディや歌詞を覚え
身体に染み付かせた事も一因なのかもしれません
甚だ個人的な趣味の領域で申し訳ございませんが

もう長年この手を演奏する事も無かったのですが
突き詰めればここに戻る訳で

久しぶりにこの手も行きたいなと
心から思う管理人でありました

体力や喉がもつかは別問題と致しまして
元祖ブルーアイドソウル
ロックンロールフォーエヴァー!
LONG LIVE ミッチーライダー! 乙

Devil with a Blue Dress On by Mitch Ryder & The Detroit Wheels 

ふ~う、書いていたら、ちょっとだけ上がった気も致します
頑張って、体力気力維持ですぜ、自分。


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