世界中の不思議な打楽器やユニークな音色の太鼓を見て来ましたが
このバウロンという
主にアイルランド民謡等で使われるリズム楽器です
音色や奏法も非常にユニークで
表現するとすれば
あの怒涛のリバーダンスのステップというか
フレーズを想起させるようなそんな楽器です
Bodhran Duett Eamon Murray Rolf Wagels
そのバウロンが活躍する伝統的なアイリッシュトラッドの
有名な曲を三曲程
Star of the Co. Down
The Chieftains- Marie's Wedding
Dervish - There's Whiskey In The Jar (feat. The SteelDrivers)
ニューヨークのダウンタウン等に行くと
やけに盛り上がっている所があって
大体覗いてみるとアイリッシュパブで
ギネス片手に歌いまくっているのをよく見かける
時にはテインホイッスルやバウロンの名手等が
現れて更に歌声が増すのだが
アメリカンな酒場と違って
もともと移民が多い国だけに
どこか故郷を憂うというか
どこかにちょっと寂しげな感じもする
もうリヴァーダンスの圧巻なステージに流れるリズムも
このバウロンのフレーズから生まれて来たものなんだろうと
感動しつつも
幼い頃にアイルランド民話の
哀しい悲しい人形劇を思い出して
寂しい思いにもなるアイリッシュリズム
ちょっぴり人生の楽しさと厳しさを知る管理人ではありました 乙
Riverdance the final performance