お友だち！

ワタシは 幼少期から愛情に飢えた子でした



ワタシの幼少期は 黒と灰色の世界でした
守って欲しいヒトが私を守ってくれない
甘えられない
笑わない子でした
コワイ家族の中で生きてました
こんなコワイ人 死んだらいいのに
いつもそう思ってた
心の汚れた大人に可愛がられて育って
ズルイ顔も いい顔も 側に居る大人に教わった



コワイ人が 死んだ
みんな悲しんでた
ワタシは喜んだ
お葬式 ワタシは嬉しかった
でも もしかしたら 生き還ってしまうかも
と 何年も怯えて生きた
本当にコワイ人と
何十年と コワイ生活をして育ったワタシ




だから いま
嘘のように シアワセに生きていることが
いいのか 神さまに聞きたくなる




だって ワタシは 偽ってるから
ツライんです
ワタシは 愛されたくて
いい人ぶって
大人になつたワタシを愛してくれてる人に
本当のことを言えないでいるから
やはり ツライんです




ワタシは
ワタシのことを 知ってくれている人が
独りだけいます




でも
不思議だね
その人とは 一生そばに居れないんですね
そんな ヒドイワタシを
一生 遠くで 見守ってくれるの
それをヨシとしなくては
ワタシは生きてゆけないね



だから ワタシは
誰よりも 秘密主義寄りなのかも知れない
生い立ちも
小学校も
学校時代も
いろんなこと




優しくされると
私を大事と思ってくれるんだ
て
つい 思い信じ込んでしまう
ただの男好き
と
若い頃はいわれた
よくわからないそんな自分が




だんだん自分が いろんなことを忘れて
人付き合いも小さくなって
そんなワタシも死ぬんだな
て考える
怖くてたまらない
まだまだ生きたい
死にたくない




今日
ワタシの秘密基地で あったことのある人と
友だちになつた
友だちになつた
友だちダョ
友だちって、いいね、
今更だけど、友だちって、いいね