わらって
裏のおばオバァちゃんが またくれた
咲いた 咲いた チューリップの花が 並んだ 並んだ 赤だけ
おばオバァちゃんちのお庭には いろいろな花が咲いているらしい
玄関のドア横にガサッと、牛乳パックにさして 置いていってくれた
朝気づいたときには 少ししおれていた
本当はトントントン、お花下さったのは おばオバァちゃんですよねって
聞いてあげなくちゃイケナイでしょう？
でもイヤなの、くるしいの、お話が、すごーーーく 長ァァァいの
でも 黙っておウチに入れて飾ってしまうのも くるしいの
でも結局 飾ってしまったワタシ
夕方になりました
おばオバァちゃんに会えるようにと、コンビニへ 買い物ないけど 出てみます
どの花みても きれいだな
こうしてワタシが世の中の 面倒くさいと云う事実を 率先しているんだわ
ゴメンね 折角やさしい気持ちを 直ぐにありがとうって 伝えてあげなくて
でも、ワタシはおばオバァちゃんの やさしい気持ちは 本当に嬉しいンだよ
まいにち 毎日 オシゴト行ってると、 笑ってありがとうって 言えない時も ある
そんなワタシの勝手な気持ちは 誰にも 時にも 通用しません
だよねぇ、 知ってる
そんな心が不良なときは ハードな訳、 うまく言えてないケド
ロックって 感じな、 そう、 すごく濃いィィィ 感じなの
ありがとうって言えない時 、 ゴメンね、 ありがとう
see ya！
