風のいろは 何いろ?

手を休めずに種をまきなさい。
どの種が芽を出すか、わからないからです。
(リビングバイブル:伝道者の書 11-6)

孤児院・養護施設

2002-10-27 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
先日のゆかりんさんの書き込みで、「施設保母になろうと思ったこともあり」を読み、思い切ってここに自分の気持ちを書いてみようと思い立ちました。心にずっと温めてきた事なのですが…。

私はあまり子供は好きではありません。というより、苦手なのです。核家族の家の長女にうまれ、身近に幼い子がいなかったことや、自分が世話好きでないことが理由かと思います。どう接していいかわからなかったし、正直でわがままな幼子たちに、閉口してしまいます。
でも、自分でこどもを持った時、子供って、こんなにかわいいんだー、と認識を新たにしました。そうは言っても、やはりよその子、特に自分の子より年上の子(私の未体験の領域だから)たちは、どちらかというと苦手でしたが。
わが子が、自分の命よりも愛しい…そんな思いで世の母は子を育てるのですね。だとしたら…幼くして両親を失った幼子たちは、なんと哀れでしょうか…。
「赤毛のアン」や「足長おじさん」を読んでいるだけのころは、孤児という立場に対して、さしてあれこれ思っていませんでした。しかし、こうして子を持って見ると…アンやジルーシャが、どんな思いで暮らしてきたかと、架空のヒロインながら、あれこれ想像してしまう訳です。

<font size=1>(汚い言葉でごめんなさい。「畜生!夜遅くに誰から電話かととったら、無言だよ。私も無言で受けたけど、やっぱり悪戯だよ、チックショー!」)</font>

で、自分の子ができたとき、そのかわいさにたまらなくなったとき、将来、孤児たちのそばで働きたいと思いました。
昨年、転職を考えたとき、初めてイエローページで、養護施設を探してしまいました。いまさら資格は取れないけど…こんな私でもなんか役に立つのでは、と。

しかし、今まで一度も施設にアプローチしなかったのは…私のような者がそんな子達のところへ行っても、かえって心を傷つけるような言動をしてしまいそうだからです。
でも神様、もし、私に役立つことがあるのであれば、私をお用いください。今は、ここにいることが、あなたさまの御こころと思いますが。
すべて、御こころの通り、なりますように。あなたに従います。アーメン。
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