アブラハムの息子・イサクが60歳の時、妻リベカとの間に、双子の男子を授かりました。エサウとヤコブです。イサク父さんは兄のエサウがひいき、リベカ母さんは弟のヤコブがひいきでした。
イサク父さんが年をとり、視力が衰えたある日、エサウを祝福しようとしていたのに、リベカ母さんの策略で、弟ヤコブが祝福を受けることになってしまいました。エサウは弟を恨み、殺そうとします。それを知って母はヤコブを遠い親戚・ラバン伯父さんの所へ逃がします。
ヤコブは伯父さんの住むカランへ向かう途中で、夜眠っているとき、不思議な夢を見ます。天まで届く高い階段を、天使が上ったり降りたりしている夢です。 (これは「ヤコブの階段」と言われ、雲の切れ間から太陽の光が筋状に地上に届く様子も、そのように呼ばれることがあります。また、美術作品の題材にもなっています。)そして神様がそばに立っておられました。神様は、ヤコブに、ずっと共にいて助ける、と祝福を約束してくださいました。
そこで目が覚めたヤコブは、枕にしていた石を記念の柱とし、そこをベテル(=神様の家)と名づけました。
やがてヤコブは、カランの地にたどり着きました。ラバン伯父には二人の娘がありましたが、ヤコブは妹のラケルを好きになりました。伯父に、七年ただ働きをするから、ラケルと結婚させてくださいとお願いしました。
しかし一生懸命働いた七年後、伯父さんの計略で、姉のレアと床を共にさせられてしまったのです。伯父は、しきたりで姉より先に妹を嫁にやれないからと。仕方なく、ヤコブはさらに七年間働き、ラケルとも結婚しました。
ヤコブが愛しているのはラケルで、レアに冷たいため、神様があわれみ、ラケルには子供を授けず、レアに次々と子供を授けました。ラケルは自分の召使をヤコブのそばめにして子を持ちました。一方レアも自分が子供を生めなくなると、同じようにしました。 (正直言って、複雑な思い…。姉と妹を妻にし、さらにその召使たちとも…。旧約の世界は理解できない…。)
ヤコブは神様に祝福されているので、財産が増え、ラバンも豊かになりました。ずいぶん長い年数をすごしたあと、とうとうヤコブはラバンに、そろそろ国へ帰らせてほしいと頼みました。しかしなんだかんだ言ってラバン伯父はヤコブを離そうとしません。
とうとうヤコブは夜逃げしました。結局途中で伯父に追いつかれますが、二人で境界線を決め、互いを尊重する約束をしました。
イサク父さんが年をとり、視力が衰えたある日、エサウを祝福しようとしていたのに、リベカ母さんの策略で、弟ヤコブが祝福を受けることになってしまいました。エサウは弟を恨み、殺そうとします。それを知って母はヤコブを遠い親戚・ラバン伯父さんの所へ逃がします。
ヤコブは伯父さんの住むカランへ向かう途中で、夜眠っているとき、不思議な夢を見ます。天まで届く高い階段を、天使が上ったり降りたりしている夢です。 (これは「ヤコブの階段」と言われ、雲の切れ間から太陽の光が筋状に地上に届く様子も、そのように呼ばれることがあります。また、美術作品の題材にもなっています。)そして神様がそばに立っておられました。神様は、ヤコブに、ずっと共にいて助ける、と祝福を約束してくださいました。
そこで目が覚めたヤコブは、枕にしていた石を記念の柱とし、そこをベテル(=神様の家)と名づけました。
やがてヤコブは、カランの地にたどり着きました。ラバン伯父には二人の娘がありましたが、ヤコブは妹のラケルを好きになりました。伯父に、七年ただ働きをするから、ラケルと結婚させてくださいとお願いしました。
しかし一生懸命働いた七年後、伯父さんの計略で、姉のレアと床を共にさせられてしまったのです。伯父は、しきたりで姉より先に妹を嫁にやれないからと。仕方なく、ヤコブはさらに七年間働き、ラケルとも結婚しました。
ヤコブが愛しているのはラケルで、レアに冷たいため、神様があわれみ、ラケルには子供を授けず、レアに次々と子供を授けました。ラケルは自分の召使をヤコブのそばめにして子を持ちました。一方レアも自分が子供を生めなくなると、同じようにしました。 (正直言って、複雑な思い…。姉と妹を妻にし、さらにその召使たちとも…。旧約の世界は理解できない…。)
ヤコブは神様に祝福されているので、財産が増え、ラバンも豊かになりました。ずいぶん長い年数をすごしたあと、とうとうヤコブはラバンに、そろそろ国へ帰らせてほしいと頼みました。しかしなんだかんだ言ってラバン伯父はヤコブを離そうとしません。
とうとうヤコブは夜逃げしました。結局途中で伯父に追いつかれますが、二人で境界線を決め、互いを尊重する約束をしました。
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