風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

江國香織 「神様のボート」…  そして 私の『読書ノート』について

2006-02-14 | 日記(旧サイト~移行分:未分類)
先日、江國さんの「神様のボート」に触れ、読み終えたのに
自分でも購入するかもと書いたが、今日本屋さんで
わざわざ探し当てたにもかかわらず、やはり買わずにきた。
なぜなら…いくら全体の表現に惹かれたとはいえ
もう一度全文を読み直すとは思えなかったから。
気になる文言はページ数をメモしておいたので
図書館で借りて、同じ箇所を探し、『読書ノート』に
転記しようと思った次第。

この『読書ノート』(でも本当にこういうタイトルをつけてはいない)
読書感想文というより、図書館で借りた本のうち、
気になったフレーズや役にたつ記事につき メモしたもの。
まだ二冊目かもしれないが しまいこんだ本たちの中にも
メモに転記するのを待っているのが たくさんある。
頁の端を折ってあるのだが こういう文庫とかって
リサイクルショップでは 安くなっちゃうのかなあ?

「神様のボート」には 何箇所か赤鉛筆のマーキングがあった。
初めは「え?」と不快な感じがしたが
読み進むにつれ、その方と自分では 反応するところが違ったため
面白さを感じた。 と同時に、この作品に感銘を受けた点で
共感したり。 奇妙な連帯意識が生まれた。
どんな人がこの本を所有し、印をつけたのかな?
そして どうして本を手放したのかな?
(いまどきいつまでも手放さない方が尋常じゃないか)

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