「物差し入れ」の裏側は 思い出の生地

前の記事の　「物差し入れ」ですが
裏面に使った　チェックのキルティング生地は
29歳に　専業主婦上がりで久々働いた病院での
思い出の生地の　残り布です。
残り布や未使用布が　山ほど売るほどあるのです……。

この職場は　入ったばかりは辛かったです。
ほぼ同じ時に入った方は　
「風さん、こういうのを”いびり”って言うんだよ」
と教えてくれました。
ある日　その新人二人vs先輩四人の話し合いを
上司から言われてしましたが、先輩の一言に3
私は言い返そうとしつつ　泣いてしまって…。
でも　泣いた直後、もう一人の新人さんが突然
喀血して！　大騒ぎ！　話し合い中止！
後日彼女　「おかげで助かったでしょ？」だって。
（泣いた事さえ　聞こえるように先輩たちに
　翌日　こそこそ言われて……）

「3年経ったら転職しよう」と忍耐しましたが
1年もすると　私の性格や頑張りや能力を認められ
手のひらを返したような接し方をされました。
でも　いじめでよくあるように　された方は
辛い記憶は　捨てられませんよね^^;

さて　話がまた飛びました。


その　「1年経った頃」中間上司みたいな方から
事務用回転椅子のカバーを作ってくれないかと。
材料費は自分たちのお茶代から出すと。
作るのは好きなので　受けました。

チェックのキルティング生地は　座面に使いました。
型紙は　座椅子の半分を　実際紙を充てて作りました。
事務椅子の横の厚さは　結構ありますよね？　10㎝くらい？
ここには　縫いやすいよう、普通生地の黒チェックを使用。
細長く切って　座面に縫い留め、下側にゴムを入れました。



この職場、結局2年しないうちに、父が脳腫瘍になり
誰かがついていないといけなくなり　母の一声で
私が辞めて看病することになりました。
（脳腫瘍は部分的に認知症的な所があるし　まっすぐ歩けないし）