風のいろは 何いろ?

手を休めずに種をまきなさい。
どの種が芽を出すか、わからないからです。
(リビングバイブル:伝道者の書 11-6)

LAST【5】聖書的な教会生活

2013-12-16 | 信仰
LAST【5】聖書的な教会生活
2013年11月26日(火)吉祥寺学び会
ベック兄 

 イエス様は、教会を愛し清めて聖なるものとするために、ご自身を捧げられました。私たちが救われたのは、ただ単に罪の許しを得るためだけではなく、全く聖なる者となるためです。自分の力によってこの目的を達成することは全く不可能ですが、イエス様ご自身がなさろうと思うことを完成してくださるのです。主の清めとは、表面的なことではなく霊と心とからだすべてを含んでいます。

 第2に、清めの目的は、イエス様ご自身が再び来られることです。イエス様が来られる時、私たちはすばらしい婚宴に臨む幸いにあずかることができるのです。ふつう花嫁は、一番汚い結婚衣装を探して着ようとはいたしません。むしろ反対に一番きれいな衣装を着たいと思うのです。そのようにイエス様の花嫁として招かれている私たちも、いろいろな苦難や患難を通して初めて、充分な備えができるようになるのです。そしてまさにその時、主イエス様は再び来られます。

 最後に、目標を達成することの保証人がイエス様ご自身であることについて考えて終わりたいと思います。

5:24 あなたがたを召された方は真実ですから、きっとそのことをしてくださいます。

 我々、自分の力や努力によるのではなく、イエス様が成そうと思われるゆえに、その事が成就されるのです。イエス様は、真実であられるから、私たちは完全にイエス様に信頼することができます。イエス様は、私たちを忌まわしい過去から救い出してくださり、あらゆる罪を消し去ってくださいました。

 イエス様は、現在も私たちの主であられ、私たちを助け、導き、全く清めてくださいます。そしてイエス様こそ、我々の将来の生きた望みなのです。

5:25 兄弟たち。私たちのためにも祈ってください。

5:26 すべての兄弟たちに、聖なる口づけをもってあいさつをなさい。

5:27 この手紙がすべての兄弟たちに読まれるように、主によって命じます。

5:28 私たちの主イエス・キリストの恵みが、あなたがたとともにありますように。

 25節から28節までにおいて、パウロはあいさつを書き送っています。このことから初代教会の特長が、真心がこもった本当の愛であったことが解かります。しかもパウロは、単に長老たちやごく一部の兄弟姉妹だけでなく、すべての兄弟姉妹にあいさつを送り、手紙を読み聞かせるように言っているのです。

 教会は決していろいろな集団、たとえば霊的に大人の信者と子供の信者であるとかといった風に分けることはよろしくないと言っているのです。教会は、一つの統一を持ったものであり、パウロはすべての兄弟姉妹を心から愛したのです。そして神の御心が現れることを、すべての兄弟姉妹が知ることこそ、パウロの関心事だったのであります。

おわり

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