風のいろは 何いろ?

緑を渡る時、空を吹き巡る時、風は何色なのだろう?
風には色はないけれど、私には………。

【4】聖書的な教会生活

2013-12-16 | 信仰
4】聖書的な教会生活
2013年11月26日(火)吉祥寺学び会
ベック兄 


 いったい我々の集会の特長は何なのでしょうか。今まで私は、2つの点について考えたのですね。健全な教会の取るべき態度。そして2番目、健全な教会の特長。
 今度3番目、健全な教会の奥義についてちょっと考えたいと思います。答えは3つです。

 第1番目、御霊が消されていないこと。

 第2番目、預言が軽んじられていないこと。

 第3番目、すべてのものを識別することです。

第1テサロニケ
5:19 御霊を消してはなりません。

5:20 預言をないがしろにしてはいけません。

5:21 すべてのことを見分けて、ほんとうに良いものを堅く守りなさい。

5:22 悪はどんな悪でも避けなさい。

 ここで言われているのは、まず御霊が消されていないこと、それから預言が軽んじられていないこと、そしてすべてのものを識別して、良いものを守ることです。私たちは、御霊に対してどのような態度を取るのでしょうか。御霊は信者の中に宿り、信じる者を通して主のご栄光を現したく思っておられます。

 イエス様の支配権を明け渡さず、御霊の言うことに従わないことは、結局御霊を消すことを意味しているのです。

 第2に、預言を軽んじられていないことは、健全な集会の特長です。もちろんここで、預言とは主なる神のみことばを意味しているのです。したがって、いつ如何なる所においても、主なる神が何と言っておられるか注意することは非常に大切です。

ローマ書
4:3 聖書は何と言っていますか。

 大切なのはそれなのです。何があっても「聖書は何と言っていますか。」「それでアブラハムは神を信じた。それが彼の義と見なされた。」とあります。ただし、律法的な考えから、主の御心を厳しい命令のように恐れることなく、自分の花婿であるイエス様がいったい何を望んでいるか知りたいという気持ちを持って、耳を傾けることなのです。

 イエス様は、私たちが完全に主のものとなるために、私たちを買い取ってくださったのです。イエス様は、私たちと語らうこと、また交わりを持つことを心から望んでおられます。それですから、主を知って自由に語らしめるということが信者にとって非常に大切です。

 そして第3に、すべてのものを識別することが必要だとありますね。盲従はしばしば誤りにつながります。吟味せずに従うことは誤っていると聖書は言っています。そして盲従を要求する者は、御霊とは違ったものにあって動かされているのです。

 たとえば、ドイツのアドルフ・ヒットラーが、盲従を要求し、統一教会の文鮮明も同じことを要求しているのです。盲従する者は、結局イエス様を拒むのです。私たちは、各々自分の識別と納得によって、自由意志でイエス様に従うべきです。

 私たちは、ある事がみことばに基づいているかいないかについて、まず識別しなければなりません。それから、みことばに基づいていなければ、それから離れるべきであり、みことばに基づいていれば、それに従うべきです。したがって順序として、まず初めに識別、それから信仰、そして最後に従順となるわけです。私たちは、みことばによってある事を識別するならば、その意味が解からなくても従うべきです。

 今まで3つの点について考えましたね。健全な教会の取るべき態度、健全な教会の特長、3番目、健全な教会の奥義。

 最後に健全な教会の頭について、ちょっと考えたいと思います。

 イエス様は、全く清めてくださるお方であり、再び来られるお方であり、保証人になられるお方であると聖書は言っています。

 第1に、頭なるイエス様ご自身が、私たちを全く清めてくださるお方です。

 第2に、頭なるイエス様の来臨こそが、我々の望みです。

 第3に、私たちが目標を達成することに対する保障が、頭なるイエス様であることについてこれからちょっと見てみましょうか。

5:23 平和の神ご自身が、あなたがたを全く聖なるものとしてくださいますように。

 とパウロは確信を持って祈っています。パウロは、テサロニケの集会をことごとくイエス様に委ねました。というのも、人間には不可能なように思われる事も、主はお出来になるのです。

エペソ書
5:25 夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。

5:26 キリストがそうされたのは、みことばにより、水の洗いをもって、教会をきよめて聖なるものとするためであり、

5:27 ご自身で、しみや、しわや、そのようなものの何一つない、聖く傷のないものとなった栄光の教会を、ご自分の前に立たせるためです。


つづく

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