「職場いじめで精神障害」 富士通元社員の労災認定
2010.6.23 20:03
このニュースのトピックス:いじめ問題
職場いじめが原因で精神障害を発症したとして、富士通京都支社に勤めていた元社員の女性(45)が、京都下労働基準監督署に対し、労災保険法による療養補償給付不支給処分の取り消しを求めた訴訟の判決が23日、大阪地裁であった。中村哲裁判長は「発症は同僚のいじめと、それらに対して会社が防止措置を取らなかったため」として業務との因果関係を認め、処分の取り消しを命じた。
判決によると、女性は平成12年6月以降、同僚女性数人から高い給料をねたまれるようになった。14年後半には女性の失敗談がメールで行き交い、同僚らが目配せして冷笑。女性は同年11月に精神障害を発症して休職し、17年6月に休職期間満了で解雇された。
判決で中村裁判長は「集団で長期間継続した陰湿ないじめで、常軌を逸した悪質なひどい嫌がらせだった」と認定。「上司に相談した後も支援策がなく、失望感を深めた」とした。
2010.6.23 20:03
このニュースのトピックス:いじめ問題
職場いじめが原因で精神障害を発症したとして、富士通京都支社に勤めていた元社員の女性(45)が、京都下労働基準監督署に対し、労災保険法による療養補償給付不支給処分の取り消しを求めた訴訟の判決が23日、大阪地裁であった。中村哲裁判長は「発症は同僚のいじめと、それらに対して会社が防止措置を取らなかったため」として業務との因果関係を認め、処分の取り消しを命じた。
判決によると、女性は平成12年6月以降、同僚女性数人から高い給料をねたまれるようになった。14年後半には女性の失敗談がメールで行き交い、同僚らが目配せして冷笑。女性は同年11月に精神障害を発症して休職し、17年6月に休職期間満了で解雇された。
判決で中村裁判長は「集団で長期間継続した陰湿ないじめで、常軌を逸した悪質なひどい嫌がらせだった」と認定。「上司に相談した後も支援策がなく、失望感を深めた」とした。
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