海外旅行に初めて行く人間が一番したいことは何か?
そうだな…正解だ……… なかなかカシコイぞ
「銃撃」 ですね。異論は認めません。
幸運にもプーケットにシューティング場があったので、喜び勇んで行って参りました。
<Phuket Rifle Shooting Association>と書いてあります。
入るといきなり左手に武器庫がッ
フラッシュたいてしまってよくわからないが、内側に銃が並べてある。
そこから係員が取ってくる仕組み。お客は入れません。
こんな表もありました。
S&Wは型番がわかりづらいからこんなの作ってるのだろうか…
形式的な名簿のようなものに署名し、いざ銃選び。
オレが選んだのはこれだ!
そう、チェコスロバキアの名銃『Cz75』です。
不本意ながらイスに座らされ、期待しながら撃ってみると……
うるさい。ヘッドホンをしていても驚くほど。
スパーン! て感じでちょっと音が高く、耳障りな印象を受けた。
しかも弾詰まりが激しい(:'A`)
一発ごとに店の人がマガジン抜いて空薬莢を取ってました。
整備不良なのか、実はあまり良い銃じゃないのか…
反動が思ったより大きくて、なかなか制御が大変だった。
10発中9発命中。
トリガーは絞るように引け、とどこかで見た教訓が役に立ったようだ。
でも店の人よ、計算適当だぞ。
次に試してみたのはスナイパーライフル。
大きい銃の場合は外へ移動。実際撃つときは前にある小屋っぽいとこで
イスに座り、肘を付いて狙います。
ライフルは「骨」でささえる ンッン~ 名言だなこれは
的は紙じゃなく、鉄製の皿や人型のモノなので得点はなし。
結構簡単に撃てると思いきや、このスコープが全然見えない。
覗いてみると前と後ろのレンズの ○ と ○ がなかなか合わず、動くと
すぐにずれてしまって非常に難しいのだ。
犯人の銃だけ撃ち落とすSWATとか、ホントに凄まじい手腕だ。
でもスコープで覗いて照準が合えば、結構当たってた…と思うんだけど、
当たっても的が倒れなかったりするからよくわかりません。
ちなみにライフルの名前も聞いてないのでわかりません。
お次は45口径のコルトです。
これは店の人に名前を聞いたんだが、コルトってことしかわからなかった。
料金表にはMk IVの写真が載ってたからそれかな?
側面に CSP と刻印されてたけど、検索しても引っかからないから多分
カスタマイズしたものなんでしょう。
射撃感はなかなか良好。
45口径だからさぞ音も反動もデカいと思いきや、9mmのCz75とあまり
変わらない。ハンドガンは二回目ということもあり、結構いい感じ。
うむ まあまあだ 85点だな
Cz75より撃ちやすかったよ。ド真ん中も撃ち抜いたし。
ガバメント ヽ|・∀・|ノ マンセー
服が替わってるのは、別の日だからです。しかも焼けてる。
やることなくなったとはいえ、再び行くあたりオレもなかなかのガンヲタ。
店の人も顔を覚えててくれてました(*´∀`)
最後の締めはショットガン。
これは調べたからわかる。レミントンM870 Express Syntheticです。
さすがにショットガンだけあって、音も反動もかなりデカい。
また見た目より重量があり、3発くらい撃つともう腕に疲労感が。
そして何より当たらない。
ハンドガンは照準を的にピタリと合わせるが、ショットガンは的の右下
あたりを狙うのがコツらしい。
修正しつつブッ放し、何とか4体ほど倒しました。
10発撃ったらもう疲れてしまい、ほんとSWATの人は大変だと思った。
あとになって鎖骨のあたりが少し赤くなってるのに気づいた。
それと右腕に破裂した弾から出たゴミが大量に付着してた。
名誉の負傷か。そうでもないか。
肝心のお値段の方はというと、各10発で以下の通り。
Cz75 (9mm) … 890バーツ
コルト (45口径) … 890バーツ
スナイパーライフル … 690バーツ
ショットガン … 990バーツ
1バーツ3円くらいだったので、締めて一万円ってとこですね。
イイ商売だ。でも一万の価値はある体験だった。
実際の銃を持つとかなりの緊張感がある。
人を殺すのには相当な覚悟がいるのだな、と肌で実感した。
てか無理だ。ゲームとは違うぞ諸君。
と、少しは正論ぶって流れを中和しておこう。
オレってえらいネェ――
ちなみに写真は全部撃ち終わった後のもの。
「撮ってやるから構えろ」と言われたので撮ってもらいました。
店の人、みんないい人だ。