一昨日、外出から帰り最寄り駅に着くと日没後で西の空がオレンジ色に染まっていました。
その中に富士山が見えました。
スマホで撮影し、富士山をズームアップすると隣に白い点が見えました。
最初は飛行機が太陽の光を反射しているかと思ったのですが動いていませんでした。
良く見ると肉眼でもわかりました。
そう言えば12月下旬の夕方、すべての惑星と冥王星が一望できる惑星パレードという話があるのを思い出しました。
(冥王星は大きな望遠鏡がなければ見えませんね)
明るさからいくと金星のようでした。
自宅に戻って調べて見るとやはり金星でした。
左上には水星がいるはずなのですが空が明るすぎて見えないようです。
昨日の夕方、再度チャレンジして見ました。
スマホではなくコンパクトデジカメ、ソニーのDSC-HX30Vで撮影しました。
17:00過ぎに見たところ金星が見えました。
撮影場所が違うので富士山との位置関係が違い富士山に沈みそうでした。
だんだん空が暗くなって行き水星も見え始めました。
左上に水星があります。
デジカメを連写モードにして撮影していたら、ちょうど見えなくなるところが撮れました。
連写した時間は2秒ほどです。
一旦、暗くなった後に少し明るくなっているのは富士山の形状か気流の関係のようです。
もう少し南に移動すれば山頂に沈むところが撮れそうです。
金星が沈んだ後、肉眼でも水星が確認できました。
用事があったので水星が沈むところは撮れませんでした。
明日は冬至です。
水星の東方最大離角の日にもなっているようです。
澄んだ夕方の空ですので太平洋側では肉眼で見るには最も良い条件になっています。
日本海側は大雪で見られませんね。
(私の田舎は一部の地域で2日間停電して大変なことになっていて星どころではありません)
金星が目印になるので時間に余裕のある方はご覧になってはいかがでしょうか。