ネットで調べても見えたという話はあまり出てきません。
Youtubeに動画が一つありました。
2つほど写っていたようです。
電波観測の速報では22時30分ごろにピークがあったようです。
電波でどうやって流れ星を観測するのか?
FMラジオの電波を利用して観測します。
テレビアンテナのような指向性の強い(一つの方向の電波だけ受信できる)アンテナを遠くのラジオ局のある方向の空の方に向けておきます。
AMラジオの電波は大気上層にある電離層で反射しますが、FMラジオの電波は反射しないので普段は受信できません。(下図の(a))
流れ星が光ると電離層が乱れてFMラジオの電波を反射できるようになります。(下図の(b))
この時、本来受信できないラジオ局の電波が受信できるようになります。
受信できた数を数えると流れ星の数がわかるという原理です。
明るい流れ星が流れると長い時間受信できるのである程度明るさの判断もできます。
先日、東京の有楽町マリオンにあるコニカミノルタのプラネタリウム「プラネタリアTOKYO」に行った際、2つあるドームのDOOM1の入口までの通路に流星電波観測リアルタイム中継の展示があるのを知りました。
私が気づかなかっただけかもしれませんが詳しい説明が無かったようなので一般の方は「???」ではないかと思いました。
チケットがなくても入れる場所なので興味がある方は行ってみてはいかがでしょうか。
今回の流星群は残念でした。
次に期待できるのは12月のふたご座流星群です。
例年、条件が良ければ1時間当たり100個程度の出現がある流星群です。
でも、満月後の月が出ているので条件が良くありません。
都市部の場合は街明かりがあるので月が出ていてもあまり関係ないですね。
空が暗いところに出かけなくても良いということです。
明るい流星なら1時間に数個程度は見られると思います。
例年のピークは12月15日の午前2時ごろとみられています。
14日の夜に空を眺めれば見えるはずです。
15日が日曜日なので普通の人は夜更かししても大丈夫ですね。
防寒対策必須です。
近くになったらまた取り上げようと思います。
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